2004/12/14(火)Virtual PC 2004 Trialを使ってみた

2004/12/14 5:00 PC(全般)
仮想マシンエミュレートソフトMicrosoft Virtual PC 2004 Trialを使ってみての感想。

ちなみに、目的はというと昔やってたゲームのデータを確認したくなったがWinXPじゃ動かんー という話。

さて感想。

1.実機より遅い
 ホスト側に普通にOSをインストールする方が早い。当たり前だという声もあるかもしれないが、エミュレートすることによって低速デバイスが加速する部分もあるはずで一概に確実に遅くなるとは言えない(はず)。だがまあこいつはだいたい遅い。マウスポインタ、ディスクアクセス、その他もろもろホストの能力の1/3~1/4位の感覚になる。

2.サウンド滅茶苦茶
 音に関しては相当酷い。ブツ切れるし、このMIDIの酷さは久方ぶり。PC-98 + ソフトウェアMIDIより多分悪い。

3.バックグラウンドにすると遅くなる
 Virtual PC固有だと思われる。バックグラウンドにすると途端にフォーマットなどが進まなくなる。今ひとつ使い勝手が悪い。

結論、使えるか使えないかというと”将来性に期待”というところか。マルチOSは決して勧められる物ではないが、ガチャポンあたりで余りHDD1つ使えるのなら実機にインストールした方が万倍良い。下手すると、Annex86+Win95あたりに負けるかも。Grandaleだかなんだか、ハードからのバーチャル化の方が早いかもしれない。

ただしこのソフトがやたら遅いのは、相当低レベルまでいちいちエミュレートしてるからだという話なので、動くOSの多さという点では強いのだろう。Unix系もおそらく動く。有り余るCPUパワーの下で、OSの互換性を保って作業というシチュエーションでは強力か。
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