serene bach -> adiaryへの乗り換えの理由。
* serene bach
o 記事-記事リンクがめんどくさい
o プレビューできない
o wiki記法(sbtext)の使い辛さ(記法が独自で少な目)
o ソース張りのあたりで若干いじらないと表示がうまくいかない
o ちょっと遅い
o 微妙に更新がめんどくさい
o 一部設計が不可解(インポート時の連番とか)
o 記事編集にいちいち管理ボタンから入る必要がある
* adiary
o 記事-記事リンクが書きやすい
o プレビューはできないが動作が軽快なので何とか
o wiki記法は比較的互換性が高く使いやすい
o ソース張りOK
o 動作軽快
o 多機能
o ログインすれば各記事に編集ボタン表示
o 実行ファイルは1ファイルなので更新容易
さて、まずは人によっていろいろ意見が分かれるのを前提で、自分の意見としてはこうであるということを宣言しておく。
日記・あるいは記事作成システムとして、「機能の有無」だけで判断するなら選択肢はいくらでもある。
自分の欲しい機能はせいぜい、
* 日付やタイトルの位置・表示方式カスタマイズ
* 2階層掘れるカテゴリ
* 記事内リンクのやりやすさ
* リスト表示
* 簡易検索
* あればうれしいアクセス解析
等々で、当然のごとくMTもtDiaryもプラグインで対応可、あるいはハックでどうにかなるようなものばかりだ。
一方で、日記に使うようなシステムでプラグイン方式を徹底化されるとどうも煩わしさが先に立つ。
複雑化しやすく、人によって求める機能が違うようなシステム--
そういうシステムでは本体機能を最小限に抑え、プラグインで機能の追加を実現するようにした方がスマートだ。それは間違いない。
しかし、事件は突如「プラグイン同士の相互関係」という現場で起こる。
さすがに衝突は回避されることがほとんどだ。しかし、あるプラグインがデザインを変更し、あるプラグインが遷移状態を追加したとする。そうすると追加された遷移先でデザインが崩れる、といったことが起きる。。
それに加えて、各プラグインのバージョンアップ、当然本体のバージョンアップもあるから事態は混迷の一途をたどる。オプションの追加、パラメータのオプション化あたりで匙を投げたくなってくる。
ここら辺はコミュニティの人数にも関わってくるし、自分の使い方が大勢と異なっていればいるほど煩わしさが増すという苦難も伴う。あーめんどくさい。
自分で作る? もちろんそれもよい。あなたに相応の時間とセキュリティの知識があるのならば。
そんなわけで本体機能のみでリッチなシステムを求めたくなる。KShikiもserene bachもそういう発想で導入したCGIだった。そして今回adiaryに乗り換えた。
もちろん乗り換えたんだから過去の両システムともに不満はあった。ただそもそも不満が発生するのは当然「本体機能のみでリッチなシステム」を求めた自分が悪いわけでこれらが悪いものであるといっているわけではない。
当然後発組の方が出来がよいという実態もある。
adiaryのよい点はまさに単独でリッチ。本体のみでhatenaもどき+wikiもどきを実装できていること。おおまか自分の求める機能を備えていること。さらに動作の軽さも特筆すべき点としてあげてよいと思う。