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samba経由でlinux上のファイルをWindowsからいじる際、パーミッション755のファイルを更新すると、655となり、自分の実行フラグだけが外れる問題。
まあ実行可能ファイルをsamba上でいじれることが余り良いことではないというのは置いておいて。
なんで自分の実行ビットだけ外れるのか、smb.confを読んでいても当初今ひとつ分からなかったのだが、
[linux-users:100723] winからコピーすると"drwxr-xr-x"となるのは何故?
ここら辺を眺めていてやっと理解出来た(気がする)。
変更時の動作はおそらく、
(unixファイル) or ( (create mask) and (windowsファイル) )
の順番で評価。
windowsファイルは標準では666で、read only時は444となる。
今回の件ではunixファイルは755でcreate maskは644だったので、755になるという想定は間違っていない。ただし、オプションを忘れていた。
map archive (S)
このパラメータは、DOSのアーカイブ属性を UNIXの所有者(owner)実行権ビットに割り当てるかどうかを決定する。 DOSのアーカイブ属性は、バックアップを行なった後でファイルが修正されると設定される。 このオプションの副作用として、Samba マシン上にあるファイルを修正した際に、UNIX 上で実行可能になってしまうことがあげられる。 これは共有のソースコードやドキュメントなどに関して、非常に悩ましい事態である。
このパラメータを利用する場合は、 所有者実行権ビットがマスクされないように(100というアクセス権が含まれるように)、 create mask パラメータを設定することが必要となることに注意。 詳細は、create mask パラメータを参照のこと。
デフォルト: map archive = yes
http://www.samba.gr.jp/project/translation/2.2.5/manpages/smb.conf.5.html#MAPARCHIVE
デフォルト値:yes!
なんてことだ。
これはWindows上のアーカイブ属性をunix側の実行ビットに割り当てるためのオプションである。が、create maskに関する注意書きがあるということは、
( (unixファイル) or ( (create mask) and (windowsファイル) ) )後に、実行フラグのみ (create maskの所有者実行フラグ) and (アーカイブ属性)をセット。
ということか。
ということで、map archiveをいじってやればよい。
対象ディレクティブに、
map archive = no
を追加したら直った。
うーん、なんだろうこのハマり。
fdclone含め、/のls -alFとかにやたら時間がかかる。
何かと思ったら、以前実験で/mntに直接smbfsでつっこんだ奴がそのままになってたらしい! ひでえ。
#umount /mnt
で解決。
ぐったり。なにやってるんだ。
秋葉原九十九などで売っているFON用ルーターLa Fonera(FON2100E)はどうやらいろいろ遊べるらしい、ということを聞いた。
何でこれに興味を持ったかというと、RD-X6を購入したのがはじまり。DLNAで家庭内無線配信したいのだが、イーサネットコンバータがどうにも高いのである。どうせ802.11nじゃなければ大して速度も出ないのだから、つながるだけでいいや発想でLa Foneraを試しに買ってきてみた。
FON2100Eが九十九で1780円。確かに802.11g+WPAのルーティング機器としては破格の安さだ。本当は2200Eが欲しかったのだが売り切れだったので妥協した。
イーサネットコンバータ化はご多分に漏れず、DD-WRT化で行う。DD-WRTが入ると、FONは無線付きLinuxBoxに化け、設定次第ではルータでもコンバータでもなんにでもなるようになる。
記事とかは以下参照。
[FON][hack] La Fonera FON2100EのDD-WRT化 - あらわず's diary @ twitter.g.hatena.ne.jp - はてなグループ::ついったー部
モノクロカプセル ≫ La FoneraのDD-WRT化
tkoshima.net ≫ Blog Archive ≫ La Fonera+ (FON2201) を DD-WRT v24 にしちゃう
DD-WRT - FoNまとめwiki
今回のやり方としてはシリアルケーブルにストックがなかったので、一番手間がかかるssh->telnet->DD-WRTで。
さすがにここまで手順が明らかになってれば、さして問題なくDD-WRT化できた。
一応注意点として、
- ハック法がファームウェアバージョン限定なので、リセットでファーム巻き戻す必要があった
- v24-SP1は上記記事と若干入れ方が違う。ダウンロードファイルに付属しているインストール方法でOK。
- TFTPとFTPは別物
やってみた感想だけど、初めてやると結構時間がかかる。他のことやりながらだったけど、つごう3時間弱くらいかかった。
TFTPサーバとかも用意しなきゃいけないので、ダウンロードするものも多い。でも1回わかってしまえばなんてことなく、多分次回からはサクサクできるようになるんじゃないだろうか。いや次があるかどうか知らないけれど。
スループットは電波状態まあまあで10Mbps弱。そうね速くはない。とはいえとりあえず使えれば満足。気になるのはセキュリティかなあ。
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