2007/07/02(月)サーバ入れ替え その4
2007/07/02 12:40
APTでネットからインストールできるようになるまでの流れ。なおここらあたりだいぶ作業ログが吹っ飛んでいるので一部うろ覚え。
(1)システム(カーネルとかブートローダとか)インストール
まずはetch(debian 4.0r0-i386-netinst)のCDイメージを使って、ウィザードに従ってインストールしていく。パーティションの分割とかは割愛。
ところで余談だが、この前HDDの復旧をしたときに初めてパーティションを細かく切ることの恩恵を理解した。HDD故障の際にデータ読みだしに極端に時間がかかるような状況になると、重要なデータのエントリポイントがわかるとわからないのでは大違いなのだね。データが残っているということと、現実的に復旧できる可能性はまた違うのだった。
閑話休題。
とりあえず今回はウィザードの設定を使わず、GRUBだけ入れてからソフトは個別にインストールしていくことにする。
あっという間に終了。
もう1個余談。debianは最新版はイメージで探せるのだが、最近旧版はイメージに関して全くミラーしなくなった。jigdoを使ってくれということらしい。BitTorronetなんてどれだけ時間かかるかわからないし、ミラーをさまようよりはjigdoのほうが手っ取り早いということを覚えておこう。
(2)ネットワークの立ち上げ
まずsshがないと始まらない。
# aptitude install ssh-server
そうそう、そろそろapt-getじゃなくてaptitudeを使うように習慣づけるようにする。
それから、とりあえずルータの中からつなぐことにしてnetwork interfaceの設定をしてやる。DHCPでもいいのだけど、今回は一応IPを固定したかったので、/etc/network/interfacesを書き換えてローカルアドレスを書いてやる。そんでifdown/ifup eth1。
nx6110はIEEE1394がeth0に、NICがeth1に割り当てられているようだ。DHCPを使わない場合、/etc/resolv.confにDNSサーバのIPアドレスを書いておく必要がある。
とりあえずgoogle.co.jpとかにpingが通ることを確認し、移行の作業をsshに切り替える。
(3)apt-lineの整備
debianスレのテンプレとかを参考に、/etc/apt/sources.listを書き換え。aptitude updateが成功することを確認。
iptablesを整備。基本的には過去のもののコピーしてinit.dにスクリプトを作り、update-rc.dする。カーネルを再コンパイルするまでは動かない機能があるかもしれないので、エラーが出た部分はコメントアウト。
とりあえず準備はできたかなっと。