2007/06/29(金)サーバ入れ替え その3
2007/06/29 14:42
何でこんな不毛なテーマを考えているかというと、2つの理由がある。
1つは、前回の記事との関連で閉じたままでの運用が可能かという話。もう1つはキーボードがないジャンクノートは果たしてサーバになりうるかという疑問からである。
実のところ、どういったPCにUSBキーボードを挿そうがLinuxカーネルが対応していないはずはないのだ。問題は、各ディストリが「インストールCDの段階で」それをケアしたカーネルを作っているかどうかである。そりゃあそうだ、キーボードがないんだから、sshで入れるまではなんとかUSBキーボードで処理しなきゃいけない。カーネルを作り直すにしたってそうだ。自前のカーネルを組み込んだインストールCDを作るのはできるんだろうけどちょっと労力。自分のLinuxとのつきあい方からすると、やっぱりオフィシャルのイメージでインストールできてほしい。
でもう結果だけ書く。全部debian系。
debian woody - ○
debian sarge - ×(無反応)
debian etch - ×(二重入力≒チャタリング状態)
ubuntu 7.04 - ○
knoppix4.xも試したはずだが、メモが残ってない。確か大丈夫だったように思う。
ブートローダまでは大丈夫でカーネルが動くとおかしくなるのでもういけない。それにしても明らかにdebianが無頓着だということがわかる。古いので大丈夫で、今のはだめとなるとむしろ期待が持てない。ここらへんubuntuからのフィードバックを期待するdebianコミュの人たちの気持ちがわかるなあ。
打開策はないわけではないのだろうけど、こんなくだらないところで悩みたくないなら、キーボードは最低限ついているノートPCでないと無理と確定。特によくよく考えれば、一部ファンクションキーが動かないとビデオ出力とかで困りそうだものね。サーバにするんだったらやっぱり最低限下半身完品ってことみたい。最近のノートはBIOSが外部出力に出せるものがほとんどなのでディスプレイは必ずしも無くてもよさそう。今回入手したnx6110のように、一部縦線とか表示不良ならベストですかね。もちろん完動品買えるならそれが一番いいんだけど。