2019/01/24(木)無線LAN比較メモ
2019/01/24 24:18
現在使っているのが無線A。
変更を検討したのが無線B。
省スペースPCでコンパクトに纏めたい都合から無線Bの構成は変なことになっている。
アクセスポイント: ASUS RT-AC1200HP
OS: Windows 10 Pro
MB: H110MH PRO D4
無線A: Netgear A6210-100JPS
無線B: Intel 9260NGW + PCIe変換カード + アンテナ
無線Bの変換カードとアンテナはeBayで調達。
https://www.ebay.com/itm/Intel-M-2-NGFF-7260-8260-3160-WiFi-Network-Card-to-PCI-e-1X-Adapter-Converter/223108080182
https://www.ebay.com/itm/Rotatable-6dBi-Omni-Directional-WiFi-Wireless-Antenna-SMA-Female-Magnet-Stand/253774069655
とりあえず通信速度を測定。測定方法はNetPerfで。
測定対象のPCでNetPerfサーバ起動してアクセスポイントまたいで別のPCからNetPerfクライアントで接続。
比較がメインなのでリモートデスクトップとか繋ぎっぱなし。
そのため、実際の数字上はもっと速いと思う。
5回ずつ測定して、
無線Aは、
293Mbps
294Mbps
258Mbps
223Mbps
342Mbps
平均して282Mbps。
無線Bは、
202Mbps
190Mbps
175Mbps
179Mbps
184Mbps
平均して186Mbps。
期待としては無線Bが無線Aと互角以上の速度を出すと思っていたのでちょっと期待はずれ。
消費電力も測ろうかと思っていたが止めた。
無線Bの構成で何を狙っていたかというと、mini ITXのケースにMicro ATXのマザーをぶち込んだPCがあって、これのPCIeの3スロット目を有効活用できないかと考えていた。
ケース側にPCIeの固定スロットがないが、マザーボード上には空きスロットがある。
ここに無線LANカードを挿してアンテナを隙間から外に引き出す。
ついでにUSBドングルではなく、PCIe接続の無線LANであればWoWLANもできるのではないかという予想もあった。
結果、物理的な構成は思い通りに行って動くところまで達したのだが、速度が出なかった残念。
WoWLANについてもいろいろ試してみたが、H110MH PRO D4との組み合わせでスリープからの復旧すらもうまくいかなかった。
無線Bの速度が出ない原因はいろいろ考えられすぎるのであまり追求しない方向で。
チップやカード単体の責務ではない気がする。
WoWLANについてはハードルが高いとは聞いていたが、実感として難しいことが理解できたので良し。
デスクトップでも動くケースはあると思うが、まだ機器を選ばないという段階には達していなさそう。
自作、ないし自作に近い構成のPCはもう暫く使うと思うので構成制約が厳しい技術は使いづらい。
とりあえずRaspberry Pi Zero Wで作ったWOL装置があるのでそちらを復帰させる。
このあとは、Raspberry Pi Zero WをOTG疑似キーボードデバイス化してキーボードによる休止解除戦法が実現できないかどうかを画策してみる。