2008/08/28(木)Advanced W-ZERO3[es] インプレッション

2008/08/28 11:06 PC(全般)
Advanced W-ZERO3[es](以下ades)を購入した。ちょっと今更だけど。

買うまで

何を目的に買ったかというと、ディジタル「メモ帳」代わり。高いメモ帳だけど、以下のような項目を挙げて選別したらこれしか選択肢が残らなかった。
  • ATOK内蔵
  • QWERTYキーボード
  • 200g以内
  • そこそこきびきび動いて、ぱっと書き始められる。
  • メモ帳(あるいは代用となるエディタ等)が動いて、文字数制限なし
  • 無線LAN、Bluetoothで同期可能(最悪、フラッシュメモリの入れ替えで対応)
  • 2万円以内で一つ
一応検討フェーズをざっと。まず、文字制限や保存・アクセス形態がきつすぎるので電子辞書はダウト。となるとPDA、もしくはスマートフォンしかない。

ATOKと日本語入力を意識すると、やっぱり日本で発売してないやつだときつそう。Linux Zaurusはどうだろうと考えたが、重量・標準機能・液晶解像度あたりでちょっとひっかかる。ATOKも改めて入れるとなるとワンコスト。

で、E-Monsterとかも検討したんだけど、キータッチがいまいちだし、ATOKは入るのかもしれないけど最初からは入ってない。Sofmapの店員に訊いたら、「ATOK何ですかそれ? ソフトですか?」とかいわれてカッとなったのもある。

ということでadesに落ち着いた。

ここまでの内容でだいたい予想がついた人もいるかもしれないが、要は携帯電話として使う気は更々ない。よってこれ、SIMレス(WILLCOMとの契約なし)で運用する。とはいえ公衆無線LANでインターネットできるかなという願望はちょっとだけある。

購入は懐具合にあわせて、オークションアタック。値段としては10k+αくらい。

買った後

さて、買ってみてちょっとさわった感想。

上記の要望のほとんどは満たされていたのだが、困ったことに無線LANからだとActiveSyncができない。Windows Mobileだからなんか共有フォルダ作る方法とかあるだろー、と安易に考えていたらむしろWMだからできない。

閉口してたら福音があって、FtpSvrというソフトでFTPサーバ化する方法があるらしいとのこと。やってみたらできた! できたのはいいのだが、これ全部ディレクトリが見える。セキュリティも何にもないや。立ち上げっぱなしにして表にでないように気をつけないと。

当面これにNetDriveなどをあわせることで、ActiveSyncの代わりにして動かしてみる。エディタはPocketHpte一択かな。

あとは電池の持ちが厳しいようなので、無線LANを切ったりすることでどの程度延命可能なのか調べて見るつもり。極論こいつは通常時電源オフでいいので、1週間くらいは持ってほしいところ。中古だから電池がへたってる可能性もあるし何ともいえないんだよなあ。

2008/07/19(土)serene bach -> adiaryへの乗り換え

2008/07/19 14:00 PC(全般)
serene bach -> adiaryへの乗り換えの理由。

* serene bach
o 記事-記事リンクがめんどくさい
o プレビューできない
o wiki記法(sbtext)の使い辛さ(記法が独自で少な目)
o ソース張りのあたりで若干いじらないと表示がうまくいかない
o ちょっと遅い
o 微妙に更新がめんどくさい
o 一部設計が不可解(インポート時の連番とか)
o 記事編集にいちいち管理ボタンから入る必要がある

* adiary
o 記事-記事リンクが書きやすい
o プレビューはできないが動作が軽快なので何とか
o wiki記法は比較的互換性が高く使いやすい
o ソース張りOK
o 動作軽快
o 多機能
o ログインすれば各記事に編集ボタン表示
o 実行ファイルは1ファイルなので更新容易

さて、まずは人によっていろいろ意見が分かれるのを前提で、自分の意見としてはこうであるということを宣言しておく。

日記・あるいは記事作成システムとして、「機能の有無」だけで判断するなら選択肢はいくらでもある。

自分の欲しい機能はせいぜい、

* 日付やタイトルの位置・表示方式カスタマイズ
* 2階層掘れるカテゴリ
* 記事内リンクのやりやすさ
* リスト表示
* 簡易検索
* あればうれしいアクセス解析

等々で、当然のごとくMTもtDiaryもプラグインで対応可、あるいはハックでどうにかなるようなものばかりだ。

一方で、日記に使うようなシステムでプラグイン方式を徹底化されるとどうも煩わしさが先に立つ。

複雑化しやすく、人によって求める機能が違うようなシステム--
そういうシステムでは本体機能を最小限に抑え、プラグインで機能の追加を実現するようにした方がスマートだ。それは間違いない。

しかし、事件は突如「プラグイン同士の相互関係」という現場で起こる。

さすがに衝突は回避されることがほとんどだ。しかし、あるプラグインがデザインを変更し、あるプラグインが遷移状態を追加したとする。そうすると追加された遷移先でデザインが崩れる、といったことが起きる。。

それに加えて、各プラグインのバージョンアップ、当然本体のバージョンアップもあるから事態は混迷の一途をたどる。オプションの追加、パラメータのオプション化あたりで匙を投げたくなってくる。

ここら辺はコミュニティの人数にも関わってくるし、自分の使い方が大勢と異なっていればいるほど煩わしさが増すという苦難も伴う。あーめんどくさい。

自分で作る? もちろんそれもよい。あなたに相応の時間とセキュリティの知識があるのならば。

そんなわけで本体機能のみでリッチなシステムを求めたくなる。KShikiもserene bachもそういう発想で導入したCGIだった。そして今回adiaryに乗り換えた。

もちろん乗り換えたんだから過去の両システムともに不満はあった。ただそもそも不満が発生するのは当然「本体機能のみでリッチなシステム」を求めた自分が悪いわけでこれらが悪いものであるといっているわけではない。

当然後発組の方が出来がよいという実態もある。

adiaryのよい点はまさに単独でリッチ。本体のみでhatenaもどき+wikiもどきを実装できていること。おおまか自分の求める機能を備えていること。さらに動作の軽さも特筆すべき点としてあげてよいと思う。
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