2008/11/09(日)主線の入れ方を考える
2008/11/09 26:19
主線の入れ方については毎度毎度絵を描く度、ってことは継続的に悩んでるんですが、また少し時間をとって考えてみました。
まず、画風と描き方は色々あってそこは自由なわけだし、別に何が正しいなんてこともないわけですが、結果的に密度が落ちるとか、出したい雰囲気にならない、成立しない、これが多いわけです。それはまずいだろうってこと。
まず主線そのものに関してはうまいとはいえないにしろ、だいぶ練習もしてきたわけだし、手ぶれ補正無し、ベジェサポート無しである程度綺麗な曲線はかけるようになってきました。アウトライン取りもそんな大きくミスをするようなレベルは脱してると思います。しかしいざ塗ってみると何か変。
1.固さを感じる
2.遊びがない
3.と思って、遊んだところが結果変
4.強弱、タッチが足りてないか不必要なところに入っている
主観的にはこの4つなんですが、一つ一つ分析してみました。
[原因]
1.固さを感じる
多分黒すぎる。塗りを強烈にするならともかく、アニメ系CG塗り程度に抑えるなら、黒の幅を主線で感じさせるのは良くない。乗算ペン入れは主線そのものはイントネーションがついて、綺麗に見えるのだが塗りを加えて結果として見ると黒くなりすぎるようだ。
2.遊びがない
薄めの補助線で線をサポートするのが当たり前。純たるアニメ塗りにするのでなければ、サポート線を入れることを拒否する理由がない。サポート用の線は濃度、線幅を下げるのが基本。タッチを覚えた方が良い。
3.と思って、遊んだところが結果変
わざと線をぶった切ったり、張り出しを作ったりするとたいてい失敗する。ちょっとこれは結論が出ない。ただ、やはりベースの骨格ラインや形作りをサポートしない線の遊びはかえって失敗しか引き起こさない模様。
4.強弱、タッチが足りてないか不必要なところに入っている
これは修行しかない。これは他の部分よりも見て分かる部分が大きいので、さっさと盗むのが得策。反面、成長には時間がかかるのは明白なので継続修行。
で、ツール(sai)の使い方を当面どうしていくかというところです。
1の理由から、まず乗算を切ってみます。2の理由から、ツールを固めにして綺麗に線が引けるところでもちょっと濃度低めになるように。
で、通常、左端ペン先、最小サイズ0%、ブラシ濃度85%~90%、輪郭の硬さ0%、最小濃度0%、硬さ70%、筆圧濃度、サイズありあり。
としてみました。しばらく実地調査。