2010/12/23(木)Reflex USB v2 -> SCR33XX

2010/12/23 15:35 PC(全般)
録画時に変なファイルができるなど\100カードリーダがなんか不安定なので、ファームウェアの書き換えをやって様子を見ることにした。

Webに情報がたくさんあるので、下記通りにやればよい。
人の褌(仮): Reflex v2購入->SCR331に書き換えてみるテスト
[etc] Reflex USB v2を64bit Windows対応にしてみた 主にねとげにっき(・ω・)/ウェブリブログ

特にコメント無し。

2010/10/15(金)DMR-E85H -> PC(*.MPG化)

2010/10/15 21:12 PC(全般)
DMR-E85Hを廃棄することにした。その過程で、録画してあったデータはPC側に取り込んで管理したい。そのメモ。

DMR-E85Hは1層のDVD-R/RAMしか焼けない。したがって、VROかVOBかを取り込む必要がある。手元にRAMがあったのと、VROが比較的素直そう(実績有り。->.MPGリネームで再生問題を生じたことがない)なのでRAM経由で。

[DMR-E85H側]
  • DVD-RAM1枚のサイズに収まらないものは分割をかける。
  • 全ファイルをDVD-RAMに焼き、ファイルコピーでPCに移す。(VR_MOVIE.VRO, VR_MANGR.IFO, VR_MANGR.BUPで1セット)
  • 焼いたファイルは消す。
[PC側]
  • 複数のファイルをまとめた.VROはvro2split+vro2feで、自動的に->.MPGへ。
  • 単独ファイルの.VROはvro2splitの結果を見ながら、手動で.MPGにリネーム。
  • 分割後の.VROは手動で.MPGにリネーム後、TMPGEnc MPEG Editorで結合し、vro2splitの結果を元にリネーム。
  • 作業後、VR_MOVIE.VRO, VR_MANGR.IFO, VR_MANGR.BUPのセットを消す。
以上の工程の結果、得られたMPGに特に問題なし。録画時情報として、タイトル・録画日時は救える。録画チャンネル名は救えない。

vro2split, vro2feはこちらから。注意点として、vro2feはこの記事の作成時点でvro2split ver0.4の出力結果には対応していない。また、フロントエンドとしてはかなりしょっぱい動きなので、量があるなら自作する、少量なら手動でリネームを考えてもいいと思う。

2008/08/28(木)Advanced W-ZERO3[es] インプレッション

2008/08/28 11:06 PC(全般)
Advanced W-ZERO3[es](以下ades)を購入した。ちょっと今更だけど。

買うまで

何を目的に買ったかというと、ディジタル「メモ帳」代わり。高いメモ帳だけど、以下のような項目を挙げて選別したらこれしか選択肢が残らなかった。
  • ATOK内蔵
  • QWERTYキーボード
  • 200g以内
  • そこそこきびきび動いて、ぱっと書き始められる。
  • メモ帳(あるいは代用となるエディタ等)が動いて、文字数制限なし
  • 無線LAN、Bluetoothで同期可能(最悪、フラッシュメモリの入れ替えで対応)
  • 2万円以内で一つ
一応検討フェーズをざっと。まず、文字制限や保存・アクセス形態がきつすぎるので電子辞書はダウト。となるとPDA、もしくはスマートフォンしかない。

ATOKと日本語入力を意識すると、やっぱり日本で発売してないやつだときつそう。Linux Zaurusはどうだろうと考えたが、重量・標準機能・液晶解像度あたりでちょっとひっかかる。ATOKも改めて入れるとなるとワンコスト。

で、E-Monsterとかも検討したんだけど、キータッチがいまいちだし、ATOKは入るのかもしれないけど最初からは入ってない。Sofmapの店員に訊いたら、「ATOK何ですかそれ? ソフトですか?」とかいわれてカッとなったのもある。

ということでadesに落ち着いた。

ここまでの内容でだいたい予想がついた人もいるかもしれないが、要は携帯電話として使う気は更々ない。よってこれ、SIMレス(WILLCOMとの契約なし)で運用する。とはいえ公衆無線LANでインターネットできるかなという願望はちょっとだけある。

購入は懐具合にあわせて、オークションアタック。値段としては10k+αくらい。

買った後

さて、買ってみてちょっとさわった感想。

上記の要望のほとんどは満たされていたのだが、困ったことに無線LANからだとActiveSyncができない。Windows Mobileだからなんか共有フォルダ作る方法とかあるだろー、と安易に考えていたらむしろWMだからできない。

閉口してたら福音があって、FtpSvrというソフトでFTPサーバ化する方法があるらしいとのこと。やってみたらできた! できたのはいいのだが、これ全部ディレクトリが見える。セキュリティも何にもないや。立ち上げっぱなしにして表にでないように気をつけないと。

当面これにNetDriveなどをあわせることで、ActiveSyncの代わりにして動かしてみる。エディタはPocketHpte一択かな。

あとは電池の持ちが厳しいようなので、無線LANを切ったりすることでどの程度延命可能なのか調べて見るつもり。極論こいつは通常時電源オフでいいので、1週間くらいは持ってほしいところ。中古だから電池がへたってる可能性もあるし何ともいえないんだよなあ。

2008/07/19(土)serene bach -> adiaryへの乗り換え

2008/07/19 14:00 PC(全般)
serene bach -> adiaryへの乗り換えの理由。

* serene bach
o 記事-記事リンクがめんどくさい
o プレビューできない
o wiki記法(sbtext)の使い辛さ(記法が独自で少な目)
o ソース張りのあたりで若干いじらないと表示がうまくいかない
o ちょっと遅い
o 微妙に更新がめんどくさい
o 一部設計が不可解(インポート時の連番とか)
o 記事編集にいちいち管理ボタンから入る必要がある

* adiary
o 記事-記事リンクが書きやすい
o プレビューはできないが動作が軽快なので何とか
o wiki記法は比較的互換性が高く使いやすい
o ソース張りOK
o 動作軽快
o 多機能
o ログインすれば各記事に編集ボタン表示
o 実行ファイルは1ファイルなので更新容易

さて、まずは人によっていろいろ意見が分かれるのを前提で、自分の意見としてはこうであるということを宣言しておく。

日記・あるいは記事作成システムとして、「機能の有無」だけで判断するなら選択肢はいくらでもある。

自分の欲しい機能はせいぜい、

* 日付やタイトルの位置・表示方式カスタマイズ
* 2階層掘れるカテゴリ
* 記事内リンクのやりやすさ
* リスト表示
* 簡易検索
* あればうれしいアクセス解析

等々で、当然のごとくMTもtDiaryもプラグインで対応可、あるいはハックでどうにかなるようなものばかりだ。

一方で、日記に使うようなシステムでプラグイン方式を徹底化されるとどうも煩わしさが先に立つ。

複雑化しやすく、人によって求める機能が違うようなシステム--
そういうシステムでは本体機能を最小限に抑え、プラグインで機能の追加を実現するようにした方がスマートだ。それは間違いない。

しかし、事件は突如「プラグイン同士の相互関係」という現場で起こる。

さすがに衝突は回避されることがほとんどだ。しかし、あるプラグインがデザインを変更し、あるプラグインが遷移状態を追加したとする。そうすると追加された遷移先でデザインが崩れる、といったことが起きる。。

それに加えて、各プラグインのバージョンアップ、当然本体のバージョンアップもあるから事態は混迷の一途をたどる。オプションの追加、パラメータのオプション化あたりで匙を投げたくなってくる。

ここら辺はコミュニティの人数にも関わってくるし、自分の使い方が大勢と異なっていればいるほど煩わしさが増すという苦難も伴う。あーめんどくさい。

自分で作る? もちろんそれもよい。あなたに相応の時間とセキュリティの知識があるのならば。

そんなわけで本体機能のみでリッチなシステムを求めたくなる。KShikiもserene bachもそういう発想で導入したCGIだった。そして今回adiaryに乗り換えた。

もちろん乗り換えたんだから過去の両システムともに不満はあった。ただそもそも不満が発生するのは当然「本体機能のみでリッチなシステム」を求めた自分が悪いわけでこれらが悪いものであるといっているわけではない。

当然後発組の方が出来がよいという実態もある。

adiaryのよい点はまさに単独でリッチ。本体のみでhatenaもどき+wikiもどきを実装できていること。おおまか自分の求める機能を備えていること。さらに動作の軽さも特筆すべき点としてあげてよいと思う。

2007/11/30(金)トーンコンバートPowerTone1.5->3.0

2007/11/30 17:56 お絵かき
ToDoメモにトーンコンバートに際してのTIPSを書けという指示があるのだが、すっかり忘れてた。記憶がおぼろげなので、ざっとメモっておこう。

トーンのコンバートとはPowerToneのトーンデータに関してのもの。PowerTone3.0のトーンデータがPowerTone1.5の内容を包含していないことに起因する。オフィシャルの全てのトーンを使おうと思ったら、この1.5のトーンデータを3.0用にコンバートしなければならない。

さて、この機能を提供するコンバータが、一応公式に公開されている。しかしこれがすさまじく出来が悪い。どうしても手作業部分が出てきてしまうので以前投げ出したのだが、今一度やってみようと思い立った。

まあ要は下のサイトの内容でよし。

http://sai.s103.xrea.com/pt/
このサイトを知らなければ指針が立たなかった。

しかし、それでもまだ手間が相当量発生する。これは最新のUpdaterを適用してしまうとトーンの選択に関してGUIを介してしかアクセスできないためで、UWSCを使っても自動化が難しい。しかしCD収録版などPowerTone3.0本体のダイアログが古い版を使えば何とかさらに簡略化ができる。tempトーンフォルダを作ってやって、同じところでマウスクリック→トーンファイルを一つ削除を繰り返すことでさらなる自動化が可能。そのためのスクリプトをUWSCで書いた。別件だけど、PhotoShopは新しいほどUWSCからメニューにアクセスしづらい感じ。別の記事でも書いたようにWinspector,WindowsControllerなどスパイソフトを駆使しよう。

それにしても、PowerToneのダイアログ周りの出来の悪さは本当に酷い。基本の機能はちゃんと考えられてるのにアクセスビリティの悪さがアプリの使い勝手を著しく悪化させている。

ComicStudioExねえ。のりかえるかね。

2006/03/29(水)woody -> sargeへのアップグレード

2006/03/29 19:15 PC(Linux)
そろそろ落ち着いてきたはず(詰まっても検索すれば大丈夫)なので、sargeからwoodyへのアップグレードを敢行することにした。今回時間がないのと自宅鯖の気楽さで、特にチェックもせずにいきなりアップグレードし<てしまうことにする。本当は重要なサービスが「正常に」動いているかどうか、全部チェックするのが正しい。

まずはaptの書き直し


そうそう、ring.asahiが死んだ後今までring.so-netにしていたのだがどうも調子が悪い。ついでに本家に差し替えてしまうことにする。non-USは統合されたということなので大分綺麗に。
## use jp translation package
deb http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp ja/sarge main
#deb http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp ja/etch main
#deb http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp ja/sid main

## stable(sarge)
deb http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian sarge main non-free contrib
deb-src http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian sarge main non-free contrib
deb http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-jp sarge-jp main contrib non-free

# stable security and mirror
deb http://security.debian.org/ sarge/updates main contrib non-free
deb http://ftp.debian.or.jp/debian-security sarge/updates main contrib non-free

## testing(etch)
deb http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian etch main contrib non-free
deb-src http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian etch main contrib non-free
#deb http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-jp etch main contrib non-free

## unstable(sid)
deb http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian sid main contrib non-free
deb-src http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian sid main contrib non-free

#deb http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-jp sid-jp main contrib non-free

## clamav
deb http://people.debian.org/~sgran/debian sarge main
何度かapt-get upgradeしてみて、整備されてなさそうなjp系の行をコメントアウトした。つうかjpはもう半端すぎるのでやめた方がいいのだろうか。

これは後日の話になるが、suして失敗したときに、
$ su
Password:
su: Authentication failure
ごめんなさい。
と出て吹いた。

アップグレード


いきなり、
# apt-get dist-upgrade
してみる。

エラーが出るわ出るわで、
アップグレード: 315 個、新規インストール: 147 個、削除: 11 個、保留: 17 個。
319MB 中 3821kB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に追加で 295MB のディスク容量が消費されます。
続行しますか? [Y/n] y
エラー http://http1.debian.or.jp ja/sarge/main gcc-3.0-base 1:3.0.4-16
  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
エラー http://http1.debian.or.jp ja/sarge/main libgimp1.2 1.2.3-2.4
  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
エラー http://http1.debian.or.jp ja/sarge/main libmimelib1 4:3.1.4-1
  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
エラー http://http1.debian.or.jp ja/sarge/main libpanel-applet0 1.4.2-1
  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
エラー http://http1.debian.or.jp ja/sarge/main libpspell4 0.12.2-6
  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
エラー http://http1.debian.or.jp ja/sarge/main libsasl7 1.5.27-3.5
  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
エラー http://http1.debian.or.jp ja/sarge/main libsensors1 2.6.5-4
  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
エラー http://http1.debian.or.jp ja/sarge/main libstdc++3 1:3.0.4-16
  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
エラー http://http1.debian.or.jp ja/sarge/main libtiff3g 3.5.7-2
  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
エラー http://http1.debian.or.jp ja/sarge/main ttf-xtt-wadalab-gothic 0.20010818-9
  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
エラー http://http1.debian.or.jp ja/sarge/main ttf-xtt-watanabe-mincho 0.20010818-9
  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp/pool/main/g/gcc-3.0/gcc-3.0-base_3.0.4-16_i386.deb の取得に失敗しました  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp/pool/main/g/gimp1.2/libgimp1.2_1.2.3-2.4_i386.deb の取得に失敗しました  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp/pool/main/k/kdenetwork/libmimelib1_3.1.4-1_i386.deb の取得に失敗しました  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp/pool/main/g/gnome-core/libpanel-applet0_1.4.2-1_i386.deb の取得に失敗しました  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp/pool/main/p/pspell/libpspell4_0.12.2-6_i386.deb の取得に失敗しました  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp/pool/main/c/cyrus-sasl/libsasl7_1.5.27-3.5_i386.deb の取得に失敗しました  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp/pool/main/l/lm-sensors/libsensors1_2.6.5-4_i386.deb の取得に失敗しました  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp/pool/main/g/gcc-3.0/libstdc++3_3.0.4-16_i386.deb の取得に失敗しました  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp/pool/main/t/tiff/libtiff3g_3.5.7-2_i386.deb の取得に失敗しました  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp/pool/main/t/ttf-xtt/ttf-xtt-wadalab-gothic_0.20010818-9_all.deb の取得に失敗しました  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
http://http1.debian.or.jp/pub/Linux/debian/debian-ddtp/pool/main/t/ttf-xtt/ttf-xtt-watanabe-mincho_0.20010818-9_all.deb の取得に失敗しました  404 Not Found [IP: 203.178.137.175 80]
E: いくつかのアーカイブが取得できません。apt-get update を実行するか --fix-missing オプションを付けて試してみてください。
こうなった。パッケージ名にバージョンが入っていて、バージョンに合わせてパッケージ名が変わってしまった物が引っかかったことが想像できる。今回はもう適当なのでぱかぱか削除して必要になったときに入れ直すことにする。
# apt-get remove ***||<
*<em></em>をパッケージ名で連打。
gnome-consoleにひっかかったのでそれも削除。

>||
以下のパッケージの処理中にエラーが発生しました:
 /var/cache/apt/archives/flex_2.5.31-31_i386.deb
E: Sub-process /usr/bin/dpkg returned an error code (1)||<
とか出るから、以下のサイトを参考に、

<a href="http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~morikawa/memo/vmware_upgrade_sarge.htm#label-32" target="_blank">http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~morikawa/memo/vmware_upgrade_sarge.htm#label-32</a>
>||
# apt-get -f install
で依存関係を解決していただいて、
# apt-get remove flex
やれやれこれでdist-upgradeが通るようになりました。

えいっ。
# apt-get dist-upgrade

holdが入っているパッケージを入れ直す


# apt-get dist-upgrade

パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
アップグレードパッケージを検出しています... 完了
以下のパッケージは保留されます:
   clamav (0.87.1-0woody1 => 0.88-4)
   fetchmail (5.9.11-6.2 => 6.2.5-12sarge4)
   libclamav1 (0.87.1-0woody1 => 0.88-4)
   nessus (1.0.10-2 => 2.2.3-3)
   nessus-plugins (1.0.10-2 => 2.2.3-1)
   xfree86-common (4.3.0.dfsg.1-10 => 4.3.0.dfsg.1-14sarge1)
   xutils (4.1.0-16woody5 => 4.3.0.dfsg.1-14sarge1)
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 7 個。
おや保留が発生しています。多分いくつかはperl5.6と5.8で大混乱したときの名残で自分でholdしたもの。それはhold解除でいいんじゃないかと思う。

hold属性になっているパッケージをチェック。
# dpkg --get-selections | grep hold
xfree86-common                                  hold
xutils                                          hold
なるほど。xfree86-commonとxutilsだけね。じゃあこの2つは解除してしまいましょう。
# echo xfree86-commons install | dpkg --set-selections
# echo xutils install | dpkg --set-selections
とした。続いて他のパッケージは、
# apt-get install nessus
# apt-get install fetchmail
で解決したようだ。

clamavが残っているのだが、気力が続かないのでちょっとみなかったことにする。
で、最後に、
# apt-get update
# apt-get upgrade
で終了。とりあえず動いてるようなので今のところほったらかし。

2005/06/06(月)Windows XPでDVD-RAMに書き込むとき

2005/06/06 19:00 PC(全般)
XPからはDVD-RAMはドライバをインストールしなくても使えるはず。
しかしいざファイルをドラッグしてみると、半透明になって実際には書き込まれていない。

これは同じくXP搭載のCDへの書き込み機能がONになっているからで、DVD-RAMを使う場合はこれを切ってやらないといけない(なんて仕様だ!)

・手順
マイコンピュータ->DVD-RAMドライブを右クリック->プロパティ->
"書き込み"タブ->!このドライブでCD書き込みを有効にする"チェック ボックスをoff

[参考]
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;826510

でも、XP標準だとFATなんだよなこれ……
RAMフリークの人々にとってはどうなんでしょうか。やっぱりUDF?

2005/04/16(土)qmail-scanner(SpamAssassin インストール編)

2005/04/16 5:00 PC(Linux)
Qmail Scannerによるメールスキャンのインストール。
~SpamAssassinインストール編~

SpamAssassinはRBLやBayesを利用する多機能スパムフィルタだ。

今回はこれをqmail-scanner経由でqmailから使えるようにしてみる。

同種のソフトにbogofilterやbsfilterがある。SPamAssassinの良いところはNSに基づいた細かい設定や協調型フィルタリングデータベース(rbl)の利用(その分設定ファイルは異常に長く複雑であるが)が行えるところだろう。その分bogofilterなどに比べると動作速度は遅い(という噂)。単にベイジアンフィルタとして使いたいだけなら、bogofilterの方が早いという情報は良く出てくる。

SpamAssassinをインストールする前に大きなRBLに関しては事前にどれを使うか決めておく必要がある。デフォルトで使えるrblは主に以下3つ。

razor,pyzor,DCC

pyzorは登録が厳しすぎ、DCCは逆に登録が甘すぎるという話で、Razorが一番使い易いらしい。今回はRazorのみ使用する。

[1]Razorのインストール
# apt-get install razor

Sorry, but the following packages have unmet dependencies:
  razor: Depends: libdigest-sha1-perl but it is not going to be installed
         Depends: libnet-dns-perl but it is not going to be installed
         Depends: libtime-hires-perl (> 1.20-3)
         Depends: libmailtools-perl but it is not going to be installed
依存関係で怒られて入らない。またもやperl5.6<-->5.8問題? 怪しいところで以下をピックアップしてインストール。
# apt-get install libdigest-sha1-perl/testing
# apt-get install razor/testing
今度は入った。

Razor用の設定ファイルを作成するために以下のコマンドを打つ。
# razor-client
# razor-admin -d -create -home=/etc/razor
[2]SpamAssassinのインストール
ログが大混乱しているので、ハマリは別記事にかいた。これは正当手順(と思われるもの)。

(1)
いつも通りaptで取ってくる。
# apt-get install spamassassin/testing
モジュールが足りてないようなので、
# apt-get install libhtml-parser-perl/testing
# apt-get install libnet-dns-perl/testing
(2)
設定ファイルで、spamassassinを有効にする。
/etc/default/spamassassin

ENABLED=0

ENABLED=1
に書き直す。

注意!:/etc/init.d/spamassassinのENABLEDを書き換えても動かないので注意

/etc/default/spamassassin
OPTIONSに-F 0を追加

(3)
spamdを動かす
# /etc/init.d/spamassassin start
(4)
qmail-scannerを生成し直す。qmail-scannerインストールの記事を参照。
# ./configure --lang ja_JP.EUC --admin root --scanners clamdscan,verbose_spamassassin --notify recips,admin --domain dt8.jp --install
テスト。
# contrib/test_installation.sh -doit
このテストで通常メール1通と、ウィルス告知メール2通と、スパム判定されてスパム本体が添付に入っているメール1通が送られてくればインストール成功。

[3]SpamAssassin設定
(1)設定調査
SpamAssassinの設定ファイルで日本語もケアしているもので探したところネット上で2つ発見した。

unix-power
http://www.unix-power.jp/linux/local.txt
tlec
http://tlec.linux.or.jp/docs/user_prefs

自分のところに来たメール30通ほどをそれぞれこの設定で処理にかけ、良い方をベースに調整していくことにする。

テストに使用したメールは、ham側(hamは非スパムメールのこと)はDMやMLを中心に誤判定されそうなものをピックアップ、spam側はいくつかは誤判定されそうなものを入れるようにしたが基本的には無作為抽出した。

テスト結果は以下の通り。
--spam--
   unix-power	tlec
1	22.9 	34.5 
2	26.8 	35.0 
3	20.8 	23.2 
4	13.8 	23.9 
5	10.6 	15.8 
6	13.7 	19.3 
7	28.1 	35.4 
8	22.7 	28.3 
9	 6.4 	 9.8 
10	 9.9 	17.0 
11	 5.6 	13.9 
12	19.9 	28.5 
13	15.4 	30.3 
14	12.4 	19.3 
15	24.3 	27.8 
16	 7.6 	11.9 
17	 7.8 	12.1 
18	20.4 	25.0 
19	15.8 	16.0 
20	 0.2 	10.4 

--ham--		
1	 6.4 	10.9 
2	 5.5 	 7.6 
3	 0.5 	 5.4 
4	12.9 	12.9 
5	 5.9 	 7.8 
6	-1.4	 2.2 
7	 6.3 	11.2 
8	-2.4	 2.8 
9	 6.3 	 9.2 
10	-0.4	 3.0 
11	 3.0 	19.1 
SpamAssassinは各テストの結果をスコアとして加算し最終的にそのメールのスパム/非スパムを判定する。表の数字はスコアだ。

色々考えたが、tlecのものをベースに少し弄ってみることにする。

(2)調整
tlecの出力結果&設定ファイルと延々にらめっこした結果、tlecの設定では

・x-mailerの点は高すぎる。
・SJISNOTXMAILERの点は高すぎる。
・Razor関係の点は低すぎる。
・BLARS関係の点も若干低い。
・URIBL関係の点も若干低い。
・required_hitsは低すぎる。

ということがわかった。このあたりを調整すればいいのだが、下2つ

・BLARS関係
・URIBL関係

はどうやら怪しいRBLだからわざと点が低くしてあるらしい。となると気になるのがRazorの信頼性だが、自分が試した31通では

Spam is Spam 19/20
ham is Spam 0/11

と非常に優秀。

設定ファイルには、「Razor2は間違えることがあるから個別にはあまり点を与えません」と書いてあるのだが、Razorのみに頼っていい気がする。SpamAssassinの評判が悪いのは、Razorの初期点が低いことにあるのではないだろうか(SpamAssassinはDCCやPyzorも使うことを前提としているが、あまりみんなやらない)。

X-MAILERはX-MAILERヘッダをチェックするルールであるが、最近のスパムはあまりつけてこない上にX-MAILERルールには一般的なDM、ML送信ソフトも含まれているようなのでスコア下げ。

SJISNOTXMAILERはXMAILERヘッダが無くbodyがSJISの場合起動するが、普通のbodyがSJISのパターンでも2.0与えているので、ここまで攻撃的にするのはきつすぎると判断しスコア下げ。

hamが全部はいる範囲にrequired_hitsを調整。本当はもう少し点を高くすべきなのだろうが、ham11がspamと判定されても致し方ないような酷いメールなのと、spam19がspam判定されないのはちょっと問題のように思える内容だったので15を採用。

合わせて、auto_learnのthresholdも調整。

結局以下のようにした。

required_hits 8.0 -> 15.0
X_MAILER 7.0 -> 3.0
SJISNOTXMAILER 7.0 -> 2.0
RAZOR2_CF_RANGE_51_100 2.5 -> 7.0

また
error: rule 'GB2312_CHARSETContent-Type' has invalid characters (not Alphanumeric + Underscore)
error: rule 'CONTENT_TYPE_PRESENTexists:Content-Type' has invalid characters (not Alphanumeric + Underscore)
error: rule 'X_MAILER_PRESENTexists:X-Mailer' has invalid characters (not Alphanumeric + Underscore)
とエラーが出るので(単に空白が足りてない)、それも修正した。

添付になるのはいまいちなので、report_safeとrewrite_headerを弄ってsubject書き換えに変更。
3.0と2.0系で指定方法が若干変わっているので注意。
[参考]
http://itc.sfc.keio.ac.jp/announce_open/20050124-spamassassin.html


以下、(元) http://tlec.linux.or.jp/docs/user_prefsと(修正後)/etc/spamassassin/local.cfのdiff。
81c81
< required_hits 8.0
---
> required_hits 15.0
128c128
< header GB2312_CHARSETContent-Type =~ /charset=['"]?GB2312['"]?/i
---
> header GB2312_CHARSET Content-Type =~ /charset=['"]?GB2312['"]?/i
180c180
< score X_MAILER          7.0
---
> score X_MAILER          3.0
451,453c451,453
< header CONTENT_TYPE_PRESENTexists:Content-Type
< describe CONTENT_TYPE_PRESENTexists:Content-Type
< score CONTENT_TYPE_PRESENT-0.1
---
> header CONTENT_TYPE_PRESENT exists:Content-Type
> describe CONTENT_TYPE_PRESENT exists:Content-Type
> score CONTENT_TYPE_PRESENT -0.1
1243,1245c1243,1245
< header X_MAILER_PRESENTexists:X-Mailer
< describe X_MAILER_PRESENTexists:X-Mailer
< score X_MAILER_PRESENT0.1
---
> header X_MAILER_PRESENT exists:X-Mailer
> describe X_MAILER_PRESENT exists:X-Mailer
> score X_MAILER_PRESENT 0.1
1261c1261
< score SJISNOTXMAILER 7.0
---
> score SJISNOTXMAILER 2.0
1323c1323
< score RAZOR2_CF_RANGE_51_100 2.5
---
> score RAZOR2_CF_RANGE_51_100 7.0
2787a2788,2790
> # urara add 05/04/16
> bayes_auto_learn_threshold_nonspam 0.5
> bayes_auto_learn_threshold_spam 30.0
>
> report_safe 0
> rewrite_header subject [SPAM(Score=_SCORE_)]
この設定で先ほどの31通を再テスト。
--spam--
1	42.8 
2	39.8 
3	29.2 
4	29.8 
5	24.1 
6	25.2 
7	40.0 
8	35.9 
9	17.3 
10	23.1 
11	24.8 
12	37.0 
13	37.5 
14	26.8 
15	35.8 
16	20.6 
17	20.8 
18	34.0 
19	16.2 
20	25.0 

--ham--	
1	10.9 
2	 7.6 
3	 5.4 
4	10.0 
5	 7.8 
6	 2.2 
7	11.2 
8	 2.8 
9	 9.2 
10	 3.0 
11	14.1 
ギリギリだが全てham is ham, spam is spamになった。

これで当分運用してみる。そのために、メインのメールをこっちに廻さないと行けないのでそれはまた次回。

最後に忘れないように、spamd用に再起動。
# /etc/init.d/spamassassin restart
注意)
・spamdは再起動しないとコンフィグを読み込まない。
・spamassassinは/etc/spamassassinの*.cfを全部読み込むようだ。

[参考サイト]
わかりやすいのはここ2つかなあ
http://www.kuri3.net/modules/bwiki/?SecureMail
http://www.unix-power.jp/linux/qmail-scanner.html

http://blog.momo-i.org:81/archives/2004/12/
http://cgipocket.com/newhtml/linux/qmail2.html
http://www.nishnet.ne.jp/anti-spam.html
http://www.aconus.com/~oyaji/suse/spamassassin_suse.htm
http://ssss.jp/~trombik/email/spamassassin.html
http://lab.sakasta.com/unix/spamassassin.html

[設定の出所]
http://tlec.linux.or.jp/topic.html
http://www.unix-power.jp/linux/local.txt

[bogofilterの話とか]
http://uva.jp/dh/mt/archives/000509.html
http://hotwired.goo.ne.jp/webmonkey/2003/09/index2a_page4.html

[日本版のRBL]
http://www.rbl.jp/

[日本語訳]
http://www.fkimura.com/SpamAssassin1.html <-最初にここ知ってればねえ。ちょい古ではありますが
http://ssss.jp/~trombik/eng/

[後付でbayesっぽく使う方法]
http://www.siscom.or.jp/spamassassin.html

2005/03/19(土)qmail-scannerインストール時に遭遇した問題

2005/03/18 25:00 PC(Linux)
qmail-scannerインストール時に遭遇した問題メモ

なんか色々あり過ぎて、整理し切れていない。引っかかったところを中心に覚えている限りでメモしておく。作業ログ流れで、通常インストール手順とかぶるところもあり、いい加減なところもあり。
[1]suidperlのパーミッション設定

qmail-scannerインストールに関する多くのドキュメントでは、suidperlのパーミッションを変更するように書いているが、debianの場合suidperlはperlへのシンボリックリンクに過ぎない。よってパーミッション設定は不要。弄ると多分perlが動かなくなる。

(×:動かなくなった悪例)
# chmod 4711 /usr/bin/suidperl
Perl CGIが全滅した。
# chmod 755 /usr/bin/suidperl
で書き戻し。
[2]qmail-scannerのインストールテストが成功しない問題

<qmail-scanner.plの設置等はすでに終わっているとして>

qmail-scannerのsrcフォルダから、
# contrib/test_installation.sh -doit
4通のテストメールのうち1通目(通常メール)だけは送られてくるが、2通目でエラーを出して止まってしまう。エラーは以下の通り。
Sending eicar test virus - should be caught by perlscanner module...
qmail-inject: fatal: qq temporary problem (#4.3.0)
Bad error. qmail-inject died
チェックすべきログは、/var/spool/qmailscan/qmail-queue.logと/var/log/mail.err。

原因としてはclamavが動いていないか、メールデータにアクセス失敗している可能性が高い。

/var/spool/qmailscan/qmail-queue.logを覗くと、
/var/spool/qmailscan/tmp/debian111060900649323497: Access denied. ERROR
がたくさん出ている。アクセス権問題であるので、

/etc/clamav/clamd.conf
User clamav

User qscand
に変更。

clamavを再起動しようとすると、
# /etc/init.d/clamav-daemon restart
psで確認しても存在していない。立ち上がっていないようである。

/var/log/clamav/clamav.logを見ると、
Sat Mar 12 18:05:27 2005 -> ERROR: Socket file /var/run/clamav/clamd.ctl could n
ot be bound: Permission denied
今度はclamavの一時ファイルにアクセスできなくなってしまったようだ。これはパーミッションを弄ってやれば良い。
# chgrp qscand /var/run/clamav
# chmod 775 /var/run/clamav
clamavの実行ディレクトリグループのみをqscandに変えてパーミッションを775にしてやる。若干荒技になるが、でも777よりはましだろう。

再び再起動
# /etc/init.d/clamav-daemon restart
立ち上がった。
# contrib/test_installation.sh -doit
4通送信中、2と3(ウイルス入り)が配信されなくなった(1はノーマル、4はスパム。recipsオプションが無かったので配信されなくなった)。しかしこの状態では外部からの通常メールが配信されないことが発覚。以下次項に続く。
[3]qmail-scannerを使うと通常のメールが配信されない問題

(注:この問題はswap再設定によって再現性が無くなった可能性があります)

qmail-scannerインストールの過程で、テスト時に躓いた問題。結論はメモリ問題だが、エラーメッセージが特殊なのでメモ。

<qmail-scanner.plの設置等はすでに終わっているとして>

外部からウイルスなどが含まれない通常のメールを送っても配信されない。QMAILQUEUEの設定を切り替えて、qmail-scanner.plを介さずqmail-queueに渡すように設定する。
QMAILQUEUE="/var/qmail/bin/qmail-queue"
export QMAILQUEUE
と、きちんと動く(QMAILQUEUEを使っている以外は基本のqmailの挙動と同じ、もちろんウイルスはそのまま)ので、QMAILQUEUEがいけないわけではないらしい。うーん、qmail-scanner-queue.plのどっかで躓いている。

/var/log/mail.errを見ると、
Mar 14 01:38:51 debian X-Qmail-Scanner-1.25: [debian11107319314933436] cannot
 open  /var/spool/qmailscan/quarantine-attachments.db - No such file or directory
もちろん、ファイルは存在している。最初はパーミッション問題かと思ったが、実はメモリ確保が不足している問題。つまずいたところでたまたま出たエラーがNo such~ということのようだ。下記サイトなどを眺めていてやっと分かった。

http://slashdot.jp/journal.pl?op=display&uid=779&id=150799
http://sourceforge.net/mailarchive/message.php?msg_id=6806272
http://qmail-scanner.sourceforge.net/FAQ.php

メモリ確保にはqmailの起動スクリプトのulimit値を上げてやる。

/etc/init.d/qmail
53c53
<       ulimit -v 8192
---
>       ulimit -v 10240
いくつが最適値なのかはちょっと分からない。

#swapが原因だったのか再現性が無くなったようなので、現在ulimitを8192に戻して運用中。
OK キャンセル 確認 その他