サブマシンが色々不調だったので、電源とHDDを入れ替えた。
その過程で、ちょいちょい消費電力を測ったので、メモ。
多分あとで追記する。
さて、計測対象としたのはファイルサーバや重いバッチ(つかエンコ)用に使っているマシンだ。消費電力を抑えられるようにそこそこ気を遣って構成している。欲張ってパフォもある程度持たせられるように、CrystalCPUIDで倍率傾斜もかけている。
まあデスクトップとしては低めに出来てる方かな。かつては、Unix OSをインストールしまくって遊ぶマシンだったのだけれど、最近そっちはあまりやってないのでx86である意義が薄れて…… まあいいやそれは今度。
さて本題。計測は全てsanwa supplyのワットチェッカー。とりあえず、Watt読みの値をそのまま信用する。タップ経由だけどまあそこら辺は無視できるでしょう。
[初期状態]
CPU: Athlon X2 BE-2300
M/B: M2A-VM
Memory: DDR2 2GB(UMAX) x1
HDD: WD WD5000AACS(500GB)
DVD: Benq DW1640
Power: FSP400-60GLN
VGA,LAN: On Board
他には大きく電力食うものは無し。
さてこの状態で、
起動中最大: 80W
タスク無し: 45-46W[CPUが0.8V 1000MHz駆動]
さて電源を換装してみる。換装電源は、玄人志向 KRPW-V500W。Enhance ATX-0250GAのOEM(あるいは単に販売名称を変えただけ)品だ。元のFSP400-60GLNも一番得意な電力エリアでは80%以上の効率がでるという話なのだが、なにせこのマシンでは出力が低すぎる。ATX-0250GAは、
80 Plus PSU - Detailsを信じるなら低電力帯でも高効率、しかも80plus Bronzeだ。
で、換装後の計測結果。
起動中最大: 73W
タスク無し: 39-40W
ううむ絶対値ならわずかだが、割合で見ると結構差が出た。
input40Wエリアの効率に関してはスペックシートにもないのだが、
FSP Green PS FSP400-60GLN 400W PSU | silentpcreview.comこの記事を引くと、FSP400-60GLNのinput58Wでは効率69.8%。
この数字をそのまま当てはめるならDC側消費電力は、46W*0.698=32W。
逆算して、このエリアでのKRPW-V500Wの効率は32W/40W=0.80
うん、とりあえずいいんじゃないでしょうか。
ワットチェッカーの有効数字が2桁なのでこれ以上は詰められないや。