LinuxからLAN内のWindowsのコマンドをリモート実行したい。
telnetやsshでもいいっちゃいいのだが、ちょっと大仰かなと。
ということでWin32->Win32のpsexecに該当する機能を探していたところ、winexeというのがあるらしい。
samba4の機能なの? ちょっとわからなかったのだが、悪いものではなさそうなのでとりあえず単独でインストールすることにした。リポジトリになかったので、本家サイトからダウンロードして入れる。debian的にはリポジトリにないものを入れるのはどうなのだっけ? まあいいや。
参考こちら
fujishinko 雑記帳 : LinuxからWindowsをリモート制御する
本家サイト
winexe homepage:)
GLIBCのバージョン違いでさすがにバイナリそのままでは起動せず。ソースからコンパイルした。完全に本家サイトの"Compile from sources"そのまんま。
autoconfなかったので、インストール。
# aptitude install autoconf
コンパイルはこれだけ。結構時間かかる。色々やってるなあ。
# wget http://eol.ovh.org/winexe/winexe-source-081123.tar.bz2
# bunzip2 winexe-source-081123.tar.bz2
# tar -xvf winexe-source-081123.tar
# cd winexe-source-081123
# ./autogen.sh
# ./configure
# make proto bin/winexe
テスト。
# ./bin/winexe -U User_Name%PassWord //192.168.YYY.XXX "ipconfig"
結果の記載は割愛するけど成功。すごい、あっさり表示した。
これはちょっと感動だなあ。いや、代替手段はいくらでもあるとは思うんだけどね。でも一手の省略がちょっと凄い。
[2009/08/06追記]
GUIアプリを動かすときは --system --interactive=1とするといいらしい。
Ultr@VNCなんかはそれでいけた。