2005/03/12(土)aptを改める

2005/03/11 24:00 PC(Linux)
aptの使い方が今までいい加減(sources.listをいちいち書き換えていた)だったので、改めることにする。基本的に参考サイトのやり方でやっているので、いい加減に書く。

[1]便利なパッケージの追加
# apt-get install netselect
# apt-get install apt-show-versions
netselectはアクセス速度判定。apt-show-versionsはインストールしたパッケージのバージョンを確認出来る。

[2]netselectでアクセス速度判定
ocnも早かったが、ring.asahi-netも遜色なし。ring.asahi-netを提示されたのと今まで一部ここを使っていたので、asahi-netで決定。

[2]sources.listを書き直す
http://debian.fam.cx/index.php?AptGetに従って書き直す。
翻訳パッケージとセキュリティおよび、deb|deb-src+stable|testing|unstable+debian|debian-non-USの12種と、stable|testing|unstable+debian-jpの3種でOK。proposed-updatesは使わないことにする。
## use jp translation package
deb    http://ring.asahi-net.or.jp/archives/linux/debian/debian-ddtp ja/woody main
deb    http://ring.asahi-net.or.jp/archives/linux/debian/debian-ddtp ja/sarge main
deb    http://ring.asahi-net.or.jp/archives/linux/debian/debian-ddtp ja/sid main

## stable(woody)
deb    http://ring.asahi-net.or.jp/archives/linux/debian/debian woody main non-free
 contrib
deb-src    http://ring.asahi-net.or.jp/archives/linux/debian/debian woody main non-
free contrib

deb    http://ring.asahi-net.or.jp/archives/linux/debian/debian-non-US woody/non-US
 main contrib non-free
deb-src    http://ring.asahi-net.or.jp/archives/linux/debian/debian-non-US woody/no
n-US main contrib non-free

deb    http://ring.asahi-net.or.jp/archives/linux/debian/debian-jp woody-jp main co
ntrib non-free

# stable security and mirror
deb    http://security.debian.org/ woody/updates main contrib non-free
deb    http://ftp.debian.or.jp/debian-security woody/updates main contrib non-free


## testing(sarge)
deb    http://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/debian/debian sarge main contrib non-f
ree
deb-src    http://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/debian/debian sarge main contrib n
on-free

deb    http://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/debian/debian-non-US sarge/non-US main
 contrib non-free
deb-src    http://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/debian/debian-non-US sarge/non-US
main contrib non-free

deb    http://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/debian/debian-jp sarge-jp main contrib
 non-free


## unstable(sid)
deb    http://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/debian/debian sid main contrib non-fre
e
deb-src    http://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/debian/debian sid main contrib non
-free

deb    http://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/debian/debian-non-US sid/non-US main c
ontrib non-free
deb-src    http://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/debian/debian-non-US sid/non-US ma
in contrib non-free

deb    http://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/debian/debian-jp sid-jp main contrib n
on-free
[3]パッケージリストの更新
# apt-get update
当初、
Failed to fetch    http://ring.asahi-net.or.jp/archives/linux/debian/debian/dists/wo
ody/non-US/main/binary-i386/Packages  404 Not Found [IP: 202.224.39.15 80]
といくつか出て怒られたが、non-USの付け忘れなど単なる記述ミス。発生した場合、実際にそのアドレスにアクセスして、どこまでURLを削れば見られるか確認するのが早い。

まだIgnがいくつか出るが、問題あるように見えないので無視する。

[4]デフォルトインストールポリシーの決定
ここで混乱したが、やっと結論。
/etc/apt/preferencesに
Package: *
Pin: release a=testing
Pin-Priority: 110

Package: *
Pin: release a=unstable
Pin-Priority: 90
と書く。この場合、apt-get updateでstable(現在)->stable(最新),testing(現在)->testing(最新),unstable(現在)->testing(最新)と更新されるはず。

Pin-Priorityは
100未満:明示しない限りインストールされない。
101-999:優先度の高いディストリビューションの最新パッケージがインストールされる(downgradeしない)
1001-:優先度の高いディストリビューションの最新パッケージがインストールされる(downgradeする)

という解釈で良さそうだ。preferences中に記述しなければ500か989が使われると思う(多分989)。downgrade規定は必ず守られる。従って、testing,unstableで入れたものはstable(最新)よりも(現在)のバージョンが高いのでstable=989を使わずにtesting=110を使う。unstableはtesting(最新)のバージョン番号がunstable(現在)を上回るとインストールされ以降testingで更新される。preferencesを書けば、/etc/apt/apt.conf.d/99targetは不要。99targetだけだと、sources.listからunstableを削るか、stable(現在)->stable(最新),testing(現在)->unstable(最新)という構成にしかならなさそう。

書いていてなんだが、今ひとつ確証がない。

[5]apt-get upgrade
86packageくらいtestingが更新された。これ以降sources.listは追加してくだけでいい。標準ではstableが入るし意識しなくて良し。やれやれ。

[参考サイト]
http://debian.fam.cx/index.php?AptGet <-わかりやすい
http://debian.g-com.ne.jp/debian/dfund.html
http://qref.sourceforge.net/Debian/quick-reference/ch-package.ja.html
http://akiba.biz/Linux/Debian3.php

2005/03/10(木)perlモジュールの確認方法

CPANがはいっていれば上手い方法もありそうだが、今回は無しで通用するperlモジュールの確認方法をメモする。
$ perl -mTime::HiRes
として通ればインストールされており、通らなければインストールされていない。

バージョンは/usr/lib/perl/5.8/の、*.pmファイルの$VERSION変数に代入される値を見れば良い。

でも、もっとまともな方法がある気がするなあ。

perlわかんね。

2005/03/09(水)qmail localtimeパッチ

2005/03/09 22:00 PC(Linux)
[localtimeパッチを当てたときの正常完了時の手順]
すでにソースファイルはaptで取得してあるので、そのディレクトリに移動。
# cd /usr/src/qmail-src
パッチダウンロード
# wget  <a HREF="http://www.nlc.net.au/pub/unix/mail/qmail/qmail-date-localtime.patch" TARGET=_top>http://www.nlc.net.au/pub/unix/mail/qmail/qmail-date-localtime.patch</a>
(注!:多くのドキュメントではftp://ftp.nlc.net.au/pub/unix/mail/qmail/だが、配布先が変わっている)

解凍
# tar -xvzf qmail_1.03.orig.tar.gz
パッチ当て
# cd qmail-1.03
# patch -p1 < ../qmail-data-localtime.patch
# zcat ../qmail_1.03-36.diff.gz | patch -p1
実行権限付与
# chmod 755 debian/rules
コンパイル
# dpkg-buildpackage -us -uc
make: [binary-arch] エラー 1 (無視されました)とか出るが気にしないことにする。.debはきちんとできている。

インストール
# dpkg -i ../qmail_1.03-36_i386.deb
念のため再起動…… と思ったら、ストップしてたかな。
# /etc/init.d/qmail restart
動いてることを確認
# ps -ALL | grep qmail
メールヘッダチェック
(パッチ前のメール)
Received: (qmail 9926 invoked from network); 27 Feb 2005 07:07:24 -0000
Received: from unknown (HELO mail.big.or.jp) (210.197.72.31)
  by i60-34-122-144.s04.a013.ap.plala.or.jp with SMTP; 27 Feb 2005 07:07:24 -0000
(パッチ後のメール)
Received: (qmail 4664 invoked from network); 9 Mar 2005 22:19:51 +0900
Received: from unknown (HELO r-dd.iij4u.or.jp) (210.130.0.70)
  by i222-151-38-236.s04.a013.ap.plala.or.jp with SMTP; 9 Mar 2005 22:19:51 +0900
直ったようだ。

2005/03/09(水)qmailのソースがビルドし直せない

2005/03/09 22:00 PC(Linux)
qmailにパッチを当ててコンパイルし直そうとすると、
#dpkg-buildpackage
/usr/bin/dpkg-buildpackage: debian/rules: /usr/bin/make: bad interpreter: 許可がありません
といわれて怒られる問題。

bad interpreterは改行の文字コード問題などで頻出するので、今回もdebian/rulesの文字コードがおかしい? などと思って延々悩んでしまった。これも恒例だが、/usr/bin/make:などエラーメッセージ直前のいくつかは読み飛ばさないと解釈を間違う。今回は単に、debian/rulesに実行権限が無くコンパイルできていなかった。chmod 755 debian/rules することで解決。気づいたときはいい加減寝た方が良いと思った……

パッチ当ての正常完了手順については次の記事を参照。

debianのパッケージ管理に関しては参考サイトを参照。ビルドコマンドは3種あるが、debuild,dpkg-bulidpackage,debian/rules binary-archの順に参照されていくようだ。debuildはうちの環境には入っていなかったし、必要とも思えない。

構築はrootで作業してしまっているので、dpkg-buildpackageオプションの-rfakeroot,-rsudoは必要ないだろう。-us,-ucオプションは、それぞれサインせずに、changelogを書かずにの意。

[参考サイト]
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/debiantips.html#s5
http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~epnetfan/zagaku/2000/1006/deb-make.html
http://debian.g-com.ne.jp/debian/dfund.html#makedeb
http://www.gfd-dennou.org/arch/cc-env/mksigen/TEBIKI.mksigen_slink2potato.txt
http://www.tomita.cc/pukiwiki/pukiwiki.php?・ム・テ・ア。シ・ク、ホゴョシ・・/textarea>

2005/03/08(火)MS932とSJISは違う

Eclipseの文字コード設定で"MS932"という耳慣れない単語が出てきたので簡単に調べてみた。

WindowsのSJIS(Cp932)と多くの部分で一致するが、相違もあるらしい。

文字コードはしょっちゅう躓くので、いい加減総ざらいした方が良いな……

今回はメモだけ。

[参考サイト]
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai2/webopt08/webopt08.html

2005/03/08(火)物欲整理メモ

2005/03/07 24:00 PC(全般)
[キューブスクラッチ計画]
 パーツ買う前にまず工具の整理・確認と共に、穴開け治具を作るのとねじ切りが出来るかどうかを確認しなけりゃいけないのでまだまだ先。にしても、発泡塩ビ板は加工性がすばらしい。一番の不安はHDDの熱で歪まないかどうか。

・K7VM3 (5k+α)
毎度甘い考えで調べ始めて思い知るのだが、電圧下げできるマザーボードというのは基本的にレアなのだ。VIDを乗っ取ったりソフトで弄る方が、根つめて探すより現実的である。電圧下げできるM-ATXは実質M7NCG系列くらいしかない。それでも1.3Vで一度M7NCGでは懲りている。となるとFAB51記事の改造前提でこのマザー。

・FSP180-50NI (3k+α)
静音+価格重視で。電力は少なめなので、汎用性はどうだろう。静音・大容量だと鎌力マイクロなんかがあるらしいが、高い。

・GSA-4163B (8k-)
・Deskstar 7K250 HDS722516VLAT20(160GB) (9k-)
・Mem 512MB (7k+-)
・CPU ストック苺皿? (0k)

・Forex黒x2(450x600) (2.1k)
・その他工具、金具

なんだかんだで、最低35kもかかるぞ!? まだアークに売ってれば、電源だけ調達してEPIA-V800で組んでみるかなあ(ストックパーツ使って12kくらいでできそう)。

[Movieカメラ]
 ほしいのも3段階あって、(1)クレイタウン用のWebカメラ、(2)フォームチェック用のカメラ、(3)撮影用のデジカメと欲しい。兼任していても良い。

で、全兼用でMpeg4カメラを検討してみたが、安物はイマイチというところしい。2万円台の物は正常稼働すら怪しい(I/OのMotionPix 212(愛称:モーピク)は死亡、PanaのSV-AV35はボケボケ報告多し)。3万以下だと、Xacti DMX-C1とかが見えてくるが今回は(1),(2)メインで探しているので除外。真に遊びや試しで買うのは良いと思うのだが、何せ金銭的な余裕がないのでMPEG4は今回パス。まだ黎明期という感じ。

クレイタウン用のWEBカメラとしては、PS2用のEyeToyが良いらしい。ドライバインストールに若干ハードルはある物の、画質や固定もやり易そうだし、大量生産で値段も安い。3kくらい。これ繋いで、Noteでフォームチェックも出来ますね。多分。

それとは別に、Finecam M400Rが20kとやたら安いんですが、買いに行くべきでしょうか。光学10倍で新しめ、動画撮影できて20kって凄い時代。

[MP3プレーヤー]
 iRiver H320(32k)は高過ぎ、iAudioM3(30k)も高くて…… Muvo2 FM(20k)やRio Carbon(23k)も検討に入りますがー 微妙で手が出ず。

ほしがらずに働いてりゃ悩まずにすむんですが ……まあしょうがない。

2005/03/03(木)Norton AntivirusはJohn the ripperが嫌い

2005/03/03 17:00 PC(全般)
Norton AntiVirusにシステムの完全スキャンをやらせたら、放置していたNetskyがでてきたのはまあいいとして、john the ripper(パスワードクラッキングツール)を引っかけやがりました。

もちろん強制削除とかはされませんでしたが……

学術用途にも使えるソフトなんだからわざわざ目くじらたてんでも、って思考は甘いか。

こいつでレポート書いたばかりだったのでちょっとびっくり。

2005/03/03(木)スパム対策

2005/03/03 16:00 PC(Linux)
スパム対策というと、以前さらったときに引っかけた記事で
http://www.gabacho-net.jp/anti-spam/anti-spam-system.html
というのがある。

読んだときは感心したのだが、個人ユースは良いにしても鯖管がこれやっていいのだろうか。
重要なメールが1通来ないことは、スパムが100通来ることよりもまずいというのが大方の意見であるはず。ネットワークの仕組み含め熟考が必要か。

まあちょっと公共で使うには無理な気がするなあ。

2005/03/01(火)Eclipse とファイアウォール

Pluginsフォルダにつっこんだのに、Eclipseのプラグインが更新されない問題。

原因未確定だが、可能性としてはZoneAlarmなどのファイアウォールを使っているときに、javaw.exeの接続を許可してやらないとプラグインが更新されないらしい。

ヘルプ->ソフトウェアの更新->検索とインストール->現在インストール済みのフィーチャーの更新をチェック

とやって、javaw.exeが動くので許可してやったところ更新された…… ようだ。

うーん、ま直ったので良しとしよう。
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