2014/11/24(月)よくわからないビデオカードの話
2014/11/24 17:01
3Dゲーム性能は全く求めていないのでCPU内蔵でもいいかと思っていた。
が、PhotoShopやら動画再生やら考えたときにRADEONとか使うと改善するのでは? と思う場面があった。
その後紆余曲折あって、安物AMDビデオカード、nVidiaビデオカードと使ってみて、存外に動きが違う。しかもどれも一長一短。
どうすりゃいいのか分からないのでとりあえずメモっておく。
なお、完璧に環境揃えてテストしたわけではないので、誤認がある可能性あり。HD3000は細かく覚えてないので嘘がある可能性が高い。ドライバはその時点での最新版(非β)。
そもそも完璧に環境をフラットに出来なさそうではあるが……
試したのは3種。
・HD3000(i5 2500K内蔵)
・玄人志向 GF-GT520-LE1GH DDR3 1024MB(以下GT520)
・Sapphire HD6450 DDR3 512MB(bulk品型番不明、以下HD6450)
HD3000 | HD6450 | GT520 | |
---|---|---|---|
90°回転した拡張ディスプレイ間をまたぐWindowの描画 | 変 | 正常 | かなり変 |
デジタル放送視聴ソフト複数使用時の"CPU"負荷 | 普通 | 普通 | ちょい重い |
デジタル放送視聴ソフト複数使用時の"GPU"負荷 | 普通 | 軽い | 重い |
PhotoShopでOpenGL ON+ブラシを使用 | ? | 遅延大 | 遅延小 |
上から順に。
90°回転した拡張ディスプレイ間をまたぐWindowの描画
マルチディスプレイで、拡張デスクトップ&サブディスプレイを縦に回転して使っている。資料なんかを置くには縦の方が見やすいので。が、どうもウィンドウをディスプレイ間に置くと表示が乱れるカード(ドライバ?)が多い。
良く問題を生じるのがビデオ再生とかで、特にオーバーレイは鬼門(仕方ない気もするが)。
ウィンドウの境を左端として二重に描画してしまっているケースが多い。
GT520だとFireFoxですらこの症状が出る。HD6450は割と思った通りになる。
|デジタル放送視聴ソフト複数使用時のCPU/GPU負荷
デジタル放送視聴ソフトを4つ5つ立ち上げることがある。コーデックとかの設定は、EVR+AMD Video Decoderにしている。CPU負荷では大きな差はなく、HD6450が少し軽いくらい。1窓当たり3~5%くらいのCPU負荷がかかる。どれも再生支援が順当に効いているのか、ビデオカードよりコーデックを変える方が影響がでかい。
問題はGPU負荷。process explorerのGPU usageとかで見ると、4窓でGT520は50%を超え、他のありとあらゆる描画に遅延が生じる。
HD6450だと20%台をうろうろで、特に重くなることはない。HD3000は測っていないが、GT520ほど重くない。
なお、コーデックをMicrosoft DTV-DVD Video Decoderにした方が数字上のCPU負荷は低いのだが、CPU負荷と関係なく、HD6450 + AMDコーデックは再生窓のドラッグが快適だったりするのでさらに厄介。
PhotoShopでOpenGL ON+ブラシを使用
最後にPhotoShopのブラシ。Adobe PhotoShopはCS6(5だっけ?)からOpenGLによるキャンバスの回転やブラシの先端プレビュー、3D機能を実装した。
自分を含む一部の人には待望の機能だったのだが、HD6450だとブラシサイズが小さい場合でもかなり描画遅延する。描画がカーソルを遅れて付いてくる。先端プレビューを非表示にしても改善せず、OpenGLを切ると遅延はなくなる。ただ、キャンバスの回転が無くなるのが厳しい。GT520だと遅延は十分に小さく感じる。
まとめ
で。こういうのはカタログスペックだとホントよくわからない。
ハードの問題か、ドライバーの問題か、OSの問題か、アプリケーションの問題か、あるいはウイルス対策ソフトが邪魔しているのか、自分の使い方の問題か、切り分けるのは極めて難しい。
もちろん内蔵と大して差がないような安いビデオカードでの比較なのであーだこーだ言い難いのだが、アップグレードとして何買ったらいいのかよくわからない。
再生支援が優秀なGeForce? アーキテクチャの新しいRADEON?
答えはなんだろ、あるいは答えはないのか。
とりあえず、来年Broadwell-KかSkylake買うだろうからその時にもう一回見直しかなあ……
2014/08/25(月)HDDコピーメモ
2014/08/25 12:22
やりたいことは、2TB HDDにある2TBシングルパーティション(MBR)のデータを、4TB HDDに4TBシングルパーティション(GPT)切ってそこに全部移すこと。
環境はWindows7 64bit SP1。
元のHDDがMBRであり、かつ換装先がパーティションの条件上GPTになることに注意。
最終的な手順は、
1.元の2TBを取り外す
2.KURO-DACHI/CLONE/U3 で、2TB HDDから4TB HDDにコピー
3.4TB HDDを取り付ける。
4.MiniTool Partition Wizard Home Editionで4TB HDDをMBR -> GPT変換
5.同ツールで4TB HDDの2TBパーティションを拡張して4TBに変更
6.セーフモードで再起動
7.4TBパーティション(4TB HDD)のドライブレターを元の2TBパーティション(2TB HDD)と同一のものに変更
8.再起動
1.で取り外す前にドライブレターを開放しておけば、6~7手順は不要かも。
2.ではKURO-DAICHIでコピーした。
コピー速度がかなり速いので取り外して作業できるときは最近これを採用してる。
PCと安物HDDコピーハードどっちが信用できるかというと難しいけど、速度はだいたい後者の勝ち。
昔PC上のHDD間コピーでbit化けしたトラウマがあるのでPCでのファイルコピーをちょっと信用してないのもある。
もちろん取り外して作業ができるのが前提。
・はまりポイント1
MBR->GPT変換の必要性を忘れていて大混乱。
パーティション拡張しようとして、こけたり変な状態になったり。
2TB超だからソフトが対応してないのかとか考えてしまったが、先に変換しておかないとだめなのだった。
当たり前である。
・はまりポイント2
Windowsは取り外したHDDのドライブレターを記憶していて、取り外し後に通常起動するとそのドライブレターを予約状態("次のドライブ文字を割り当てる"の変更先リストに出てこない)にする。
レジストリいじったりいろいろやってみたけど、直し方がわからなかった。
セーフモードで起動すればとりあえずリストに出てくるので、それで。
・悩みポイント
パーティション変更ツールの定番がわからない。
今回は最新のEASEUSとかAOMEIとか試して、MiniTool Partition Wizard Home Editionを使用した。
以下、悩みリスト。
1.見た目が似たようなツールがたくさんある(おそらくエンジンも共通)
2.バージョンアップで機能が追加されるとは限らない。減るケースもある(特に商用版との絡みと制限がややこしい)
3.Unix系の定番(Parted Magicとか)より勝るのか劣るのかよくわからない
4.インストーラが余計なツールを積極的にインストールしてくるものが多い(天下のOracleもやってるとはいえ)
特に私がめんどくさいと思ってるのは2。
ちゃんと進化してくんだったらどっかの段階で商用版買うんだけどね。
今回使用したのは、MiniTool Partition Wizard Home Edition。
現時点では、
○パーソナルユースなら無料で使える
○2TB超対応
○MBR -> GPT変換機能あり
○パーソナルユースの機能制限は比較的緩そう(Dynamic Disk使わない、Serverで起動しない限りほぼフル機能と思う)
○Windows上からGUIで操作できる
○パーティションサイズ拡張は高速だった
○インストーラで変なもの入れる警告はなかった(入れていないかどうかは精査していない)
×GPT変換前にパーティションサイズを4TBにしようとしたら、通ってしまった上にパーティションサイズがマイナスになる変な状態に(バグ?)
良ソフトの気配。
一方、現時点のEASEUSはインストール時にbaiduを入れてこよう(baiduが悪いってんじゃなく)とするあたりでかなり悪印象だし、パーティション拡張はMiniToolよりかなり時間かかりそうな感じだった(あまりに時間かかってたので途中でプロセス止めてHDDコピーしなおした)。
2014/08/03(日)Acrobat ProのUpdateに失敗する
2014/08/03 14:47
アップデートに失敗しました キー\.xdp\AcroExch.XDPDoc\ShellNew を作成できません。そのキーへの十分なアクセス権を持っているかどうかを確認するか、またはサポート担当者へお問い合わせ下さい。というメッセージが出て失敗する問題。
環境は、
Windows7 Professional SP1(64bit)
Acrobat Pro 10.1.9
どうも既存のレジストリと衝突している模様。
とりあえず、レジストリエディタで\HKEY_CLASSES_ROOT\.xdpを削除してアップデートしてやると通るようになる。
ただ、アップデート後に該当キーに対してシステム管理者でもアクセス拒否される。この状態が正常かどうか不明。
バックアップをとって、自己責任でよろしく。
2014/05/08(木)x264オプション変えた
2014/05/08 24:28
普段使用しているx264エンコの-threadsオプションを2から1に変更した。
動画エンコと作業を同時にしている時間帯で他の作業が重くなるため。
CPUのコア数を増やせば改善することは明らかだが、intel x86の-E系は現在のラインナップだと100kコースで予算が合わない。消費電力の観点でもイマイチ。
Skylakeデスクトップが6コアになるという噂もあったので、待ってもいいかと思ったのだが最上位でも4コアとの情報が出てきたので色々検討。Haswell-E 6コアが安いとの噂もあるけど、それも先の話なのでとりあえず手を入れて様子見。
4C8T CPUだとエンコそのものは早くなりそうだけど、重さは改善しなさそう。後は何だろ、少しでもボトルネック取り除くためにGPU変えるくらいかなあ。
2014/04/23(水)マルチディスプレイ環境下でのFrameToon
2014/04/23 12:53
マルチディスプレイ環境下で、手描きアニメ作成ソフトFrameToonのタブレット座標検出がうまくいかない。
[環境]
マルチディスプレイタイプ: 拡張デスクトップ
ディスプレイドライバ: intel系
タブレット: intuos4 PTK-840/K0
ドライバ: Driver 6.3.7-5
タブレットのかなり狭い領域が画面に割りあたってしまい、縦横比もずれる。
FrameToonそのものについてはサポートが終わっていて、Webページも消えたソフトなので更新は期待できない。
タブレットドライバ側をアプリケーション指定で調整してもイマイチで悩んでいたのだが、
butimaru ログ: Windows8向けSai用wintabに位置調整追加
これを使うとあっさり解決した。
wintab.dllをFrameToonのフォルダに放り込むだけ。
cal.exeでの位置調整は使用していない。
突き詰めていないので、本家ドライバでも解消手段があるのかもしれないがこっちの方が早そうだ。覚えておこう。