2013/05/08(水)libccid VerUpに伴うB-CASカード周りの設定変更

2013/05/08 24:56 PC(Linux)
自宅サーバ(debian)をsqueeze -> wheezyにしたらちょいちょい動かなくなったものがあったので、それ関連の記事。

今回はpcscd, bcs-perl 周りの話。

wheezyにして以降、pcsc_scanしてもカードが出てこない。

原因は、libccidのバージョンが変わった所為でカードリーダを認識しなくなったからのようだ。

[参考]
Linux/テレビ関連/libccid - PukiWiki Plus!

とりあえず、libccid_Info.plistにエントリを追加してpcscdを再起動すれば良い。
$diff /etc/libccid_Info.plist /etc/libccid_Info.plist.orig
328d327
<               <string>0x04E6</string>
554d552
<               <string>0x511A</string>
780d777
<               <string>SCM SCR 3310 NTTCom</string>

#/etc/init.d/pcscd restart
bcs-perl側の名前が"SCM SCR 3310 NTTCom"なのでそのまま入れてやる。

pcsc_scanしてカードの検出、bcs-perl listしてカードの認識が出来てることを確認すること。pcsc_scanがだめならpcsc側のリストをチェック、bcs-perl listがダメならbcs-perl.pl内のカード名($selected_reader)が怪しい。

パッケージ作り直す、unstableにするという方法もあるがうーん、依存の整理とか考えたくない……

[2013/10/11 追記]
後日、カードリーダを指し直したらまたbcs-perl listで取れる名前が変わってしまった。うーん、カードリーダ同じ型番でも取れるものが違うのか、ドライバ周りで細かく変わるものなのか……

bcs-perlを弄って修正。

[参考]
ぼんぼんブログ - ぼんぼん工房
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