2013/10/13(日)VHSデジタル化(再)
2013/10/13 19:04
その苦闘のメモ。
手段だけ読みたい場合は3に飛んで欲しい。
1.デジタル化の際の留意点
まず復習。[全体]
●VHS(S-VHSソースがあれば、S-VHS)デッキが必要(当然)。●デジタル化においては、アナログ映像のノイズが多ければ多いほど破綻しやすい。品質を確保するためにはノイズ量に応じたビットレートが必要。
●特に3倍ソースではノイズが乗りやすい。元映像が悪いほどビットレート上げる必要があるという点に注意。
●コピーガードがかかったものはダビング不可である(法律上の制約。手段はあるがやらない)。メディアを買い直すか、無ければ発売元へ要望。
[PCでキャプチャする場合]
●キャプチャデバイス(ソフトウェアエンコードorハードウェアエンコード)が必要●ソフトエンコの場合、リアルタイムで高品質に録画できるエンコーダを探す必要がある。
●ソフトエンコで可逆圧縮等を用いる場合、大量の保存領域を要する。
●ハードエンコの場合、安定した良いエンコーダ(MPEG2の可能性大)を探す必要がある。
●ファイルサイズに制限があるケースに注意。特にアナログ放送期のハードエンコボードでは録画ファイルが4GBを超えられないものがある。
●タイマー予約がキャプチャソフトに影響されて面倒くさい場合がある
●デバイス・使用ソフトなどによって音ズレが起こるケースがあり確認が必要
●PCの安定性に左右される
●保存メディアはHDD/BD他自由になる
[HDDレコーダ等デッキでキャプチャする場合]
●デジタル化後の保存先としては録画デッキ(もしくはデッキ+外付けHDD)をそのまま保持しておくか、BD 25GB/ DVD 4.3GB(それぞれ1層片面の場合)の選択。●2層以上の光学メディアは価格、保存性を考慮する必要がある。2層以上エリア・切り替え箇所でエラーが増える傾向があり、劣化が怖い
●リネームが面倒くさい。
●例外的に、東芝 VARDIAなどの一部の機種では録画ファイルのPCへの転送が可能。
(FrontPage - RD-Wiki (東芝REGZAブルーレイ&VARDIAまとめサイト)のRDエンジンHD以降)
●エンコーダの質・音ズレ・長時間録画については担保されていると考えて良い(だろう)。
●使用したい機種が新品で販売していない可能性がある。
●中古で入手した場合、デッキの状態・安定性が悪い可能性がある。
[業者委託する場合]
●人に見られても良い、デジタル化の品質等を気にしなければ外部への委託もあり●ただし、VHS->DVDの業者が多いことに留意。120分x3倍をDVDにした場合、かなりデジタルノイズが乗ることになる。
2.手段検討
前回は次のような構成で実施した。[前回構成]
三菱 HV-BX200/HV-SX200 -> 東芝 RD-X6 -> RDLNAでPCに転送 -> リネーム -> BDに保存PCで安定してキャプチャすることが当時難しかったこと、VARDIAからのPC転送が便利だったのが事由。
今回さらなる省力化のため、次のようなやり方を考えた。
[今回構想構成]
東芝 3in1機 -> RDLNAでPCに転送 -> リネーム -> HDDに保存で、
[HDDレコーダ(3in1)を購入]
■東芝 RD-W301この機種はビデオデッキ/HDD/DVDを搭載し、ダビング操作をするだけでVHS->HDDが可能である。これでお手軽になると思った。
……結果として大失敗。構想は悪くなかったが、この東芝3in1機がくせ者だった。
RD-W301は中古で(新品がないので)入手したのだが、VHSデッキ部がボロボロでしょっちゅう止まったりテープを巻き込んだりする。
トラッキング性能が非常に悪い。画面が縦にグルグル回る。
ならば単純にHDDレコーダとして使うことを考えたが、今度は長時間使用していると高確率でER0004と表示されシャットダウンしたり再起動したりする。
調べてみるとこの個体特有の問題ではなく、機種・シリーズに共通した問題のようだ(特にER0004)。とりあえず扇風機を当てるなどして安定し始めたのでビデオデッキ部だけ別の手段を考えた。
[ビデオデッキを追加購入]
■Panasonic NV-SVB1■三菱 HV-SX200
ビデオデッキを2機種追加。複数確保したのはトラッキングが合わない現象を経験したための保険。
で、半分くらいは、次の構成でやったのだが……
[今回暫定構成]
NV-SVB1 -> 東芝 RD-W301 -> RDLNAでPCに転送 -> リネーム -> HDDに保存あまりにRD-W301のER0004に悩まされたのでさらに機器を入れ換えた。RD-W301いらなかった。くそう時間を返せ。
[HDDレコーダを追加購入]
■RD-S301[今回最終構成]
NV-SVB1 -> RD-S301 -> RDLNAでPCに転送 -> リネーム -> HDDに保存これは安定した。テープ1本のみトラッキングが怪しかったので、送り出し元としてHV-BX200を使用した。
最初からこの構成でやっておけば良かったと後悔している。
3.実施
最終構成を再掲。[構成]
NV-SVB1 -> RD-S301 -> RDLNAでPCに転送 -> リネーム -> HDDに保存[手順]
- NV-SVB1に対象のテープをセット
- 巻き戻してなかったら巻き戻す
- テープ先頭でカウンターをリセット
- 早送りする
- ビデオテープ末尾で自動折り返しする際に、カウンターの値を見てメモ
- 先頭まで巻き戻ったら何度か巻き戻しをかける(テープの冒頭映像が落ちてしまうため)(HV-BX200の場合、再生 -> 一時停止 -> ジョグでテープ頭までコマ戻し)
- RD-S301の録画ソースがビデオデッキを繋いだ入力先になっていることを確認(しばらく放置していると、番組情報取得取得スケジュールが動いて入力先が勝手に変わってしまうので注意)
- RD-S301を録画操作
- 録画カウンターがスタートしたことを確認して、NV-SVB1を再生操作。
- RD-S301のクイックメニュー -> 録画終了時刻/電源設定で、(現在時刻 + テープ総時間 + 5~10分)を録画終了時刻に設定
- 録画終了後、RDLNAでPCからRD-S301にアクセス。PCへ録画データを転送する。
- 転送がサーバビジーなどで途絶・失敗した場合、レジュームして再送(一度確認したがレジュームの有無でファイル内容は変わらなかったため、信用して良いと思う)
- 転送したファイルの中身を確認し、テープ頭から末尾超までがきちんと録画されていることを確認。何カ所かサンプルで確認して、トラッキング・音声・ノイズなどに問題がないかを確認。
- 特に重要なソースがあれば、その映像については全てチェック
- 転送ファイルは録画時刻のみのファイル名のため、ビデオデッキのラベルに従ってリネーム。
- キャプチャ済みのビデオテープにはシールを貼るなどして管理。
- 最後に録画ファイルをFireFileCopyで保存用のHDDに移動。
4.覚え書き(設定編)
総じて、ノイズリダクションの設定類を決めるのが厄介。無限の処理能力・保存領域・時間があるなら、ノイズリダクションは一切切り、最終的にソフトエンコで思う存分調整すればよい。
今回はそうではないので、破綻しない限りノイズリダクションを入れるポリシーにする。
何度も見返す予定はないので、手間と1回2回の綺麗さのバランスをとりたい。ならば用意されているノイズリダクションを使用するのが賢いだろう。ここらへんは自炊も同じ。
[RD-S301関連]
●DLNAの有効設定はネットワークに繋いでからネットDEナビ上からやる必要がある。●録画品質は手動設定の最高値(MN 映像:9.2Mbps 音声:D/M2)とした。
(リニアPCMだと映像ビットレートが最大8Mbpsとなる。L-PCMのメリットを感じないため、D/M2とした)
●上記品質で3倍120分テープ(6時間+α)だと26GB前後。ここら辺は保存メディアや最大録画時間と相談して決めればよい。
●録画機能設定->録画映像効果設定->録画DNRは
[2018/09/07追記]
"弱"(当時"入"と書いたけど"弱"のことだと思われる)
[2018/09/07追記ここまで]
にした。多分あまり差はない。
●S端子で接続したため、録画機能設定->録画映像効果設定->3次元Y/C分離は無関係(マニュアル参照)。
[2018/09/07追記]
[参考]
●録画映像モードは標準でいいんじゃないかなあ…
S-VHS総合スレ Part12の214
[2018/09/07追記ここまで]
[NV-SVB1関連]
●オプション設定->オンスクリーン: 切●3次元Y/C: 入
●3次元NR: 弱
弱と標準で差はほとんどわからない。
[HV-BX200関連]
●3DNR/TBC: 入TBCと連動してるので入れざるを得ない。
●画質: スタンダード
多分アンシャープマスク的なもの。切るとかなり輪郭が緩い感じなのでスタンダードかマイルドでよいと思う。
●3DNR設定: マイルド
HV-BX200はノイズリダクションがフレーム単位で処理している感じで、フレーム間ではノイズを強調しかねない(ちらちらして目立つ)。マイルドでよいと思う。
HV-BX200のノイズリダクション設定は、「再生中に」リモコンのAVセレクトを押さないと出ない。
[接続関連]
●RD-S301 -> PCイーサネットLANケーブル(スイッチングハブ経由)
●NV-SVB1 -> RD-S301
S端子ケーブル+RCA赤白(出来るだけ高品質なもの)
●RD-S301 -> モニタ(コンポジット入力があるもの。チェック用)
コンポジットケーブル
5.覚え書き(機器特性)
[NV-SVB1とHV-BX200比較]
●トラッキング性能NV-SVB1 > HV-BX200
HV-BX200で怪しいケースでもNV-SVB1できっちりするケースは多い。HV-BX200は縦揺れ・縦回転・横ずれが多い。今回キャプチャしたテープ34本中1本でのみ、NV-SVB1で画面下部に横ずれが出てHV-BX200で出ないケースあり。
●ノイズ
フレーム単体を見ると、HV-BX200はアニメ向きなノイズの消し方。べた塗りエリアをばっさり行く。連続して見ると、HV-BX200はフレーム間の考慮が甘くピクセル単位レベルのチラチラノイズが出やすい。NV-SVB1は素直なノイズの飛ばし方だが、若干輪郭が甘くなる。フレーム間ノイズは出づらい。個人的にはNV-SVB1の方が好ましい。
●メダカノイズ(っぽいなにか)
NV-SVB1 > HV-BX200
明るい箇所で横方向に走る黒いメダカノイズみたいなの。NV-SVB1の方が少ない。
●オプションの設定方法
NV-SVB1 > HV-BX200
NV-SVB1の方が素直(HV-BX200は再生中でないと設定できない項目がある)
●画面表示周り(画面に出る"再生"とか"一時停止"とか)
NV-SVB1 > HV-BX200
NV-SVB1は画面表示を完璧に切れる(HV-BX200は再生直後に表示される"再生"のみ切れない)。ただし、再生後 -> 一時停止 -> 録画開始することで、気にしなくて済む。
HV-BX200はテープ状態が悪いときに、ブルーバックの"クリーニング時お知らせ"を強制表示する。これをオフにする手段がない。
●操作周り
HV-BX200 > NV-SVB1
NV-SVB1はコマ送り・戻しができない。ジョグダイヤルがない。HV-BX200に比べ、若干操作レスポンスが遅い、早送り・早戻しが遅い。どれだけ巻き戻しをしても、テープの冒頭部分の映像が再生できないことがある。
HV-BX200はジョグを活用すればほぼテープ頭に合わせられる。動作・レスポンスが全般的に高速(私はこれ以上速い機種を知らない)。
●まとめ
送り出し機としてはNV-SVB1の方が勝るように思う。
もし次回があったら(もう無いと思うが)。ビデオデッキ1台でやるなら、NV-SVB1(同性能と言われるNV-SVB10/NV-SV1)を確保してやるのが良いと思う。さらに優秀と言われるNV-BS800W/NV-BS900でも良い。保険で+1台なら、またHV-BX200/HV-SX200/HV-BX500/HV-SX500でいいだろう。とりあえず2台で無理なら諦めがつく。
[RD-W301]
●数時間(2~3時間使用していると)ER0004を頻発する。当初熱暴走が原因であるとあたりをつけたので色々試した。蓋を開けてヒートシンクをHDD上におき扇風機を当て続けてみたところ、しばらくはこれで安定稼働したのだが2週間程度で安定しなくなった。●ER0004以外でも不意の再起動などあり、きわめて動作不安定。
●ビデオデッキ部はテープ巻き込み・突然の再生終了などがあり不安定。メカニックが安いと思われる。トラッキングも悪い。経年劣化、不良品をつかんだ可能性あり。
●仮にスペック通りに動けば、ビデオからHDDへのダビングをスイッチ一つで行えるため便利。
[RD-S301]
●RD-W301にあったような不安定さは一切感じなかった。きちんと動くって素晴らしい。●音質・画質は比較検討していないので分からない。VARDIAシリーズ内で、A/Dコンバータは多分そんな差をつけてないと思うが……
雑文ご容赦。
[参考]
ビデオテープを高画質でデジタル保存 2 コン♪
2013/06/17(月)アンテナ配線周りあれこれ
2013/06/17 20:07
6月頭スカイツリー移転絡みでアンテナ調整が行われた。MX以外の地デジチャンネルは堅調なのだが、MXだけかなり状態が悪くなってしまった。
自宅は集合住宅なので、自分でアンテナや共用部分の配線を弄ることは出来ない。出来ることは限られるがとりあえず足掻くだけは足掻いてみた。
で、色々やってみたら状況は改善したのだがイマイチ原因も確定しないし、今後問題も出そうな気もする。なので一応メモを残しておきたい。
dB値はTVTest読み。
↓がスカイツリー変更後の状態
[壁面テレビ端子 -> 5C-FV 15m -> 8分配 -> S-4C-FB 1m -> TUNER IN] TOKYO MX 11.00dB ×視聴不可↓分配を止めたら、とりあえず映るには映ったけどギリギリ。これでは分配も出来ないし、天候にも左右されそう。ちょっと厳しい。
[壁面テレビ端子 -> 5C-FV 15m -> S-4C-FB 1m -> TUNER IN] TOKYO MX 15.00dB ○視聴可能で、このあとブースター(VB-33CU)を分配器の前に入れてみた。この時はちゃんとメモってなかったので記憶頼り。
[壁面テレビ端子 -> 5C-FV 15m -> (混合入力)VB-33CU -> 8分配 -> S-4C-FB 1m -> TUNER IN] TOKYO MX 15dB(記憶あやふや)
[壁面テレビ端子 -> 5C-FV 15m -> (別入力)VB-33CU -> 8分配 -> S-4C-FB 1m -> TUNER IN] TOKYO MX 22dB(記憶あやふや)VB-33CUには混合入力と別入力(UHF/BS・CS)とあり、別入力の場合別端子にそれぞれの同軸ケーブルを繋ぐ。モードの切り替え自体はスイッチで行う。
5C-FV 15mをブースターの混合入力に入れ、設定を混合にするとやはり15dB前後。しかし接続はそのままで、モードのみ別入力にする(分配後のBS入力は死ぬ)と22dB位に改善した。
ここでもしかしてブースター内部のLPFが効いてる? という辺りに考えが至る。反射波かノイズが悪さをしているんじゃないか。LPFが効くならば分波器で改善する? と思って分波器を調達したのが↓
[壁面テレビ端子 -> 5C-FV 15m -> 分波器 -> 8分配 -> S-4C-FB 1m -> TUNER IN] TOKYO MX 9.75dB ×視聴不可駄目。安いとはいえ分波器で1.25dBも下がるンだっけという疑問もありつつ、あと考えられるのは、そもそも家のアンテナコネクタに来てる信号が弱すぎるのか。ということはブースターを入れる位置が間違ってる…
[壁面テレビ端子 -> S-4C-FB 50cm -> (混合入力)VB-33CU -> 5C-FV 15m -> 8分配 -> S-4C-FB 1m -> TUNER IN] TOKYO MX 25.11dB ○視聴可能
一応、dB値では改善した!
うーん、集合住宅ではブースターでコネクタにかなり高レベルの信号が来ている認識だった(C/NのCレベルが電圧上限に近くなっている)。そのため、ブースターを根本に入れても改善はしない、ケーブル損失は補正できるが微々たるものくらいだと思っていたので完全に想定外。
コネクタの時点でC/NのCが低すぎて、ケーブルの損失が他のチャンネルよりも大きくC/Nを劣化させたということだろうか。
そうすると、共用部の配線に問題があるとしか…
なお、これらの作業のどの過程でもNHK~FUJITVでは35dB前後で大きな変動はなかった。
ブースターを挟んで以降、非ドロップのブロックノイズを頻繁に見るようになった気もするのでちょっと様子を見てまた見直したい。
2009/07/16(木)RockBox
2009/07/16 7:13
多種のDAPにインストールできるフリーファームウェアでRockBoxというのがあるらしい。
ハード・値段的にはいいんだけど、ソフトが…… っていうようなDAPにはいいかもしれない。
iPhoneのiPodがあまりに使いづらいので調べてたら突き当たった。メモしておこう。
2008/01/02(水)ラジオ買い換えた
2008/01/02 4:52
を
Sony ICF-R550V
に買い換え。
携帯ラジオなんて壊れなければ買い換えないのだが、壊れたのだ。
RF-ND250に関する不満は2005/05/25にも書いている。すでにこのときから調子は悪かったのだが、がんばって2年半持たせた。だが、ついにボリューム周りの問題がさすがに耐えられなくなってきてしまった。
一番の問題はボリューム変更のダイヤルに対して音量がリニアに反映されないこと。それどころか、爆音と無音の二値しかないような状態になり、挙げ句にこれが聴取中に入れ替わったりする。半固定抵抗が安いのだろうきっと。
なんだかんだでラジオは使うし、電池の持ちが桁違いに良くなっているらしいことや、壊れる以前からして旧機種に種々の不満があったことから買い換えとなった。ただ、結局音声ジョグという機種が無く、音声部はアナログダイヤルのままなのが不安といえば不安。
このご時世にアナログラジオでもないのかもしれないが…… デジラジの普及率の悪さはどういうことなのだろうか。
2005/08/16(火)上映機材比較
2005/08/16 5:00
ともかく手持ちの機材での比較なので、相当変なラインナップであるがそこはご勘弁。Panasonic DIGA DMR-E85H と PS2(SCPH-30000) と VersaPro VA-80J/VH + MPC(ビデオ出力)の対決である。脳内下馬評がひっくり返って意外なことになった。なお出力は全てコンポジット(コンポーネントではない)で比較。
まず画質は、
DMR-E85H > PS2 > VA-80J
となった。
DIGAの画質は高級なアナログの画質に近づけるようにしているのか、見ていて自然。PS2は若干デジタル臭さが強くそれでいて文字の視認性で劣った。しかしこの差は微々たるもので、何も言われなければ気づかないかもしれない。VA-80Jは映像にブロックノイズ等がしっかり画面に出てしまい、PS2よりさらにデジタルくさい。しかしVA-80Jのビデオ出力ではレインボーノイズ(?)が出なくなるので線画アニメではこちらが優秀。一応不等号をつけたが、意外に甲乙つけがたい。
操作性は、
PS2 > VA-80J > DMR-E85H
だった。
だいたいDIGAはリモコンにEJECTボタンが無く、本体ボタンが押しづらい点で相当酷い。ディスクの認識が遅いのも頂けない。PS2はコントローラーでの操作であったが、ボタンが直観的であることやレスポンスの早さなどで優秀。PCに関してはソフト次第。MPCではPS2より使い易いとは言えなさそうだった。
騒音は、
DMR-E85H > VA-80J > PS2 (左が静か)
とはいえ、PS2のうるささはDCよりも小さく、家で距離1mのところにあるプレイヤーとしてはややうるさいものの、上映機材の音としては充分許容範囲と思える。VA-80Jは通常時はpS2より静かなものの、ときどきHDDがガリガリ言い出すのが気になる。どんなOS入れても変わらないのでどうもBIOSタスクの予感がするが、なんなのだろうかあれは。
ということで、意外とPCが使えることが判明。当然PCでやるのが一番簡単であるから、一番なさそうだったPC上映がにわかに濃厚に。モニタ不要、セレクタ不要、スピーカーはUSB経由でつなげる。画質に関してはソフト面で解決できる可能性もあるので、ちょっと調査か。
XBOXはひきつづき入手希望するも、これでいいなら大分肩の荷が下りた感じ。なお、ダウンスキャンコンバータは、まだ未調査。
2005/08/07(日)movaのメールに関するあれこれ
2005/08/06 24:00
movaの仕様として、
・メールに文字数制限がある。FOMAは半角1万文字までだがmovaは半角500文字。これは本文だけの文字数。
・ドメイン指定受信も長文メール分割も相手の設定次第。確実に受け取ってもらえるのはi-modeからのメール500字まで。
・FOMAとmovaはアドレスでは区別がつかない。(同じdocomo.ne.jp)
以下SH506iCの場合。他の機種でも同じことかもしれないが。
・編集画面も512文字まで。ソフトが対応していればより多くの文字数管理は出来るがそれ以上の文字数の編集は著しく利便性が落ちる。
●txtでチャレンジ
txtそのものの読み書きは出来ないので、
・いつメモ( http://make.or.tv/it-memo/index.html)
・gifdelad( http://www.moeracode.net/software/gifdelad/)
の組み合わせで偽装gif経由でテキストデータのやりとりをする。結局編集文字数が512で制限を食らっていることやいつメモからメールが作れないので、あまり役に立たなかった。
●VMGでチャレンジ
メールデータ(.VMG)を直接いじる。
・メールをminiSDに保存すればPCで編集可能。の\private\sharp\importにテンプレを置いていじるのがよい。import以外だとファイル名を自由につけられない。
・本体に移すには若干手間がかかるがショートカットで作業手順の若干切りつめ可能。
・To:は10個までかけ、それぞれ1通ずつ送ったのと同じ扱いに。ただし微妙に挙動不審。配送失敗が分かりづらいという問題もある。
・メールを本体に移した時点で文字数が500に切りつめられる。実質500字超送信不可能
・送信時Fromがあってもなくても、勝手に自分のメルアドに差し替えられる。詐称不可。
ということで、import経由でいじってがんばるしかなさそうだ。ヘッダ部分がちょうど良いことに500bytesくらいあるので、1kbyte以下なら送信可能とかそんな感じ。以下、sh506icのメール(.VMG)のサンプル。
BEGIN:VMSG VERSION:1.1 X-IRMC-STATUS:READ X-IRMC-TYPE:INET X-IRMC-BOX:OUTBOX X-SH-CATEGORIES:EXPORT BEGIN:VCARD VERSION:2.1 N: END:VCARD BEGIN:VENV BEGIN:VCARD VERSION:2.1 N: END:VCARD BEGIN:VENV BEGIN:VBODY To: 宛先を書く From: Subject: Date: 06 Aug 2005 15:11:00 +0900 MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset="shift_jis" Content-Transfer-Encoding: 8bit ここに本文を書く END:VBODY END:VENV END:VENV END:VMSGX-IRMC-BOX:OUTBOXとしておけば未送信メールにはいる。受信はINBOX、送信済みはSENTBOX。
なお、miniSDのPCでの読み書きにはあきばおーで売っていたbroadwatchのminiSDリーダライタを使用している。miniSD専用だが、コンパクトでハブにさせるような作りになっていてなかなか使い易い。\799。
しかし、今月のパケ代いくらになるんだろ…… こんなに使ったのは、バイト以来。
2005/07/26(火)携帯電話とPCのリンク
2005/07/25 24:00
大まか3通りの通信方法がある。
1.USB/シリアルメモリ転送ケーブルを介する
2.IrDAを使う
3.フラッシュメモリリーダ(この機種はminiSD)を使う
1がなんか本筋半永久利用可に思えるのだが、機種ごとのデータ格納エリア・方式・プロトコルなんかが若干違うため、物理的につながっても読み出し・書き戻しの可否はソフトに依存するようだ。シリアルの使いづらさも含めてどうもこの手は悪手気味。実は千石かなんかで買った奴を持ってるんだが使えない。
2のIrDAは所謂赤外線通信で最早廃れつつあるインターフェースだが、最近安物のUSB-IrDAブリッジがちまたに溢れてきたこと、ほとんどのDocomo端末にIrDAが搭載されていることもあって意外と取り得る手段。ブリッジはヤフオクで込み込み1.3~1.5kくらいで入手可能。
3は一番わかりやすい。メモリカードに情報を詰め込んでリーダ・ライタ経由で情報共有。メモリメディアにも依るがリーダ・ライタは安いもので0.8kくらいからある。
何を悩んでいるんだ3で良いじゃないかという声も聞こえそうだが、どの情報もminiSDへの転送に一手間かかることが多い。写真はばんばんメールで送ってもらった方が良いとかそういう商売形態(ダジャレじゃない)もからんでいるのだろうか。miniSDにコピーして、取り出して、PCに繋いで、情報を読んで、また携帯に戻す、となると毎日やるのはちとめんどくさい。これがIrDAなら1手順で済むかもしれないというわけ。
で、まあここまでかいておいてなんだがとりあえず当面リーダだけ買って不便さを感じたらIrDAに突撃という流れにする。だって金がないんだもの。以上脳内整理。
2005/05/25(水)ラジオを壊した
2005/05/24 26:00
聞けなくなったとかいうことではなく、解体したときにロック用のスライドスイッチがもげてしまった。
何でこんなことをメモするかというと、どうもこの機種気に入らない点が多いので次回買い換えの時に気をつけようということ。
前に使っていたのが同じくPanasonicだったのだが、そちらは充分満足できる出来だった。
ところがこいつはそれに比べて、
・悪条件下でのノイズが酷い
・ボリューム変更でノイズだらけ
・中身がちゃちい
と所謂下位互換状態。
特にボリューム変更ノイズは以前の機種でもあったが、これは買った当初から酷く低ボリューム辺りで音量は定まらないわノイズが乗るわで使えない。余程酷い半固抵抗器使ってるのだろうか。前機種では、解体+掃除で若干状況が改善したので今回開けたところスライドスイッチをもいでしまったわけ。
ちゃちいというのは解体時にロックスライドつぶしてしまったから言っているので筋違いも良いところだが、これが1ミリ厚もない心細いプラで正直解体側の責任かどうかちょっと疑問で。組み上げるには問題ないだろうが……
いや当たり前の話だけど、解体を考えてない機械って修理を前提にしてないってことで作る側としてはアウトだと思う。
Pana云々ではなく次回買うときはデジタルボリュームにする。ラジオはSonyが評判良いようだけど…… やっぱSonyはちょと怖い。
2004/08/17(火)imp-550の怪
2004/08/17 4:00
ACアダプタに挿して、充電モードにしても充電されていない事件が多発。ちょいと調査。
・現象 アダプタに挿して、再生->停止長押し->充電モードに移行後1分程度で充電画面が消えてしまう。確認してみると、これ以降充電は行われていない。
・試験
1.ファームウェア1.7,1.50b,1.4と試して全部アウト。
2.load default効果無し。
3.再生していると充電はしている。
4.以前は間違いなくこの状態で充電できた。
5.charge functionをdischarge & charge on(放電してから充電)にすると、充電まで問題なく完了。ただし、charge functionの設定は1回ごとに(?)消える。
・搦め手
ガム型2次電池の充電器を捜索。
1.専用充電器だとSony製(BC-9HM,BC-7HT)を発見。9HMが急速充電器。それ以外の仕様が見つからず、2本同時に充電できるかも分からない。その他のは、ほとんどがMD等の付属品。ただ、メーカー製のガム型電池はそれぞれサイズが微妙に異なるらしく、人によってはビニル被膜を剥かなきゃ入らないとかいう記事をいくつかみかける。値段はそれぞれ3k前後。
2.Saitek製、ニュースーパーチャージャーとかいうガム電池対応にも対応した充電器発見。ただしバカ高い。8k前後する。
3.太陽光発電のもの発見。ただこれは結局電池をもう1セット買えということだから本末転倒。どうかと思う。
搦め手全滅。結局、毎回放電設定にするのが正解くさいのです。同様の症状は掲示板でもよく見かけ、大抵iRiverに修理を求めるという対策。iRiverの対応は宜しいらしいので、悩みどこですが、私の場合その他の不具合が出てないのが実は当たりのような気もしてるので、うかつに修理・交換に走ると後悔する羽目になるやもしれません。いやもう、多いんですよ掲示板見てると。故障報告が。
しばらく騙し騙し使ってみます。あと、fw1.7は変な報告が多いので1.50bにしてあります。
2004/08/16(月)超急速充電器 TC-S40
2004/08/16 23:00
東芝 1550mAh x 4 で、2時間45分程度。もうちょっと早く終わるはずでは? という気がするものの、今までと比べると雲泥の差。なにより、東芝充電器だと最早満充電でQV-SX8000のバッテリーランプが一杯にならなかったのですが、きちんと真っ白になってます。
問題は\5,500というこの価格ですが…… 代替がなければ出していい値段かも。他の超急速とかだと、メーカー限定になっちゃうしこれで良いと思うんだよなー
そんなわけで、購入目的であるところの利点はばっちり体感できました。熱くならないのもイイネ。
ただ、しばらく使って確認してみないと何とも言えませんけども過充電(というかこいつの場合は暴走?)は怖いので、自宅にいるときしか充電は出来ないです。でも東芝充電だと充電できてないのと変わらないのだ。
とりあえず、2chの家電-デジカメ&家電に充電池スレ有り。
参考、こことか。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/4112/Digicame/Ni_Hd.html
不活性化-自己放電により電流が流れにくくなる現象。見かけ上容量も電圧も下がる?
メモリー効果-継ぎ足し充電により電池容量が見かけ上下がっていく現象。
自然放電-ニッケル水素電池の場合30~50%/月程度放電してしまいます!
理解は間違っているかもしれないが、おおざっぱこんな感じでいいと思う。メモリー効果は実際気にしなくても良いらしい。せいぜい10%くらい? 一般にメモリー効果と思われているものは、安全第一or適当検出で一杯まで充電しない充電器の問題だそうな。
問題になるのは不活性状態だとか。TC-S40だと、大電流で充電するためにこいつの活入れが出来るらしい……
リチウムイオンならこういった現象はおこらないですが、充電器の自作は私の腕じゃ無理&危険! ファイナル。