2009/08/03(月)Linux→Windowsリモートコマンド操作

2009/08/04 01:48 PC(Linux)
LinuxからLAN内のWindowsのコマンドをリモート実行したい。
telnetやsshでもいいっちゃいいのだが、ちょっと大仰かなと。

ということでWin32->Win32のpsexecに該当する機能を探していたところ、winexeというのがあるらしい。

samba4の機能なの? ちょっとわからなかったのだが、悪いものではなさそうなのでとりあえず単独でインストールすることにした。リポジトリになかったので、本家サイトからダウンロードして入れる。debian的にはリポジトリにないものを入れるのはどうなのだっけ? まあいいや。

参考こちら
fujishinko 雑記帳 : LinuxからWindowsをリモート制御する

本家サイト
winexe homepage:)

GLIBCのバージョン違いでさすがにバイナリそのままでは起動せず。ソースからコンパイルした。完全に本家サイトの"Compile from sources"そのまんま。

autoconfなかったので、インストール。
# aptitude install autoconf
コンパイルはこれだけ。結構時間かかる。色々やってるなあ。
# wget http://eol.ovh.org/winexe/winexe-source-081123.tar.bz2
# bunzip2 winexe-source-081123.tar.bz2
# tar -xvf winexe-source-081123.tar
# cd winexe-source-081123
# ./autogen.sh
# ./configure
# make proto bin/winexe
テスト。
# ./bin/winexe -U User_Name%PassWord //192.168.YYY.XXX "ipconfig"
結果の記載は割愛するけど成功。すごい、あっさり表示した。

これはちょっと感動だなあ。いや、代替手段はいくらでもあるとは思うんだけどね。でも一手の省略がちょっと凄い。

[2009/08/06追記]
GUIアプリを動かすときは --system --interactive=1とするといいらしい。

Ultr@VNCなんかはそれでいけた。

2009/07/19(日)電源による消費電力差

2009/07/19 19:10 PC(全般)
前回に引き続き、今度はメインPCの電源も換装したのでメモ。

メインPCはサブPCよりも消費電力が大きいだけに、サブPCの時よりも消費電力の低減効果が期待できる。同効率値だとしても低減量の絶対値が大きいはずで、また電源は出力W数の1/2程度で効率最良となるように設計されることが多いため効率値自体も良くなることが予想される。

測定は恒例ワットチェッカー。
■換装前(DECA FSP400-60GLN)
IDLE 109-110W
PRIME95 FULL load  152-154W
起動中最大 149W
起動中平均 120-140W
■換装後(玄人志向 KRPW-V500W(Enhance ATX-0250GA))
IDLE 98-99W
PRIME95 FULL load  132-132W
起動中最大 136W
起動中平均 100-120W
起動中の最大値とか平均値ってのは、ワットチェッカーの更新周期とか主観に依存している部分もあるので注意。も一つ残念なことに、繋いでいるファンと止めているファンのちゃんとした接続構成をメモしておかなかったため、若干換装前後で構成が違うことがある。一応動いているファンの数が少なくなっていることはないはずだが、比較としてはよろしくない。

そこら辺さっ引いても、やっぱり違うなあという印象だ。

さすが80Plus銅クラスというか。平均10W、フルロードで20W近い差が出ている。サーバノートが12W位で動いてるわけだからほぼ1台分の差だなあ。

2009/07/16(木)RockBox

2009/07/16 07:13 家電
メモだけ。

多種のDAPにインストールできるフリーファームウェアでRockBoxというのがあるらしい。

ハード・値段的にはいいんだけど、ソフトが…… っていうようなDAPにはいいかもしれない。

iPhoneのiPodがあまりに使いづらいので調べてたら突き当たった。メモしておこう。

2009/03/27(金)電源を換えたので消費電力チェック

2009/03/27 23:27 PC(全般)
サブマシンが色々不調だったので、電源とHDDを入れ替えた。

その過程で、ちょいちょい消費電力を測ったので、メモ。
多分あとで追記する。

さて、計測対象としたのはファイルサーバや重いバッチ(つかエンコ)用に使っているマシンだ。消費電力を抑えられるようにそこそこ気を遣って構成している。欲張ってパフォもある程度持たせられるように、CrystalCPUIDで倍率傾斜もかけている。

まあデスクトップとしては低めに出来てる方かな。かつては、Unix OSをインストールしまくって遊ぶマシンだったのだけれど、最近そっちはあまりやってないのでx86である意義が薄れて…… まあいいやそれは今度。

さて本題。計測は全てsanwa supplyのワットチェッカー。とりあえず、Watt読みの値をそのまま信用する。タップ経由だけどまあそこら辺は無視できるでしょう。
[初期状態]
CPU: Athlon X2 BE-2300
M/B: M2A-VM
Memory: DDR2 2GB(UMAX) x1
HDD: WD WD5000AACS(500GB)
DVD: Benq DW1640
Power: FSP400-60GLN
VGA,LAN: On Board
他には大きく電力食うものは無し。

さてこの状態で、
起動中最大: 80W
タスク無し: 45-46W[CPUが0.8V 1000MHz駆動]
さて電源を換装してみる。換装電源は、玄人志向 KRPW-V500W。Enhance ATX-0250GAのOEM(あるいは単に販売名称を変えただけ)品だ。元のFSP400-60GLNも一番得意な電力エリアでは80%以上の効率がでるという話なのだが、なにせこのマシンでは出力が低すぎる。ATX-0250GAは、
80 Plus PSU - Detailsを信じるなら低電力帯でも高効率、しかも80plus Bronzeだ。

で、換装後の計測結果。
起動中最大: 73W
タスク無し: 39-40W
ううむ絶対値ならわずかだが、割合で見ると結構差が出た。
input40Wエリアの効率に関してはスペックシートにもないのだが、
FSP Green PS FSP400-60GLN 400W PSU | silentpcreview.comこの記事を引くと、FSP400-60GLNのinput58Wでは効率69.8%。

この数字をそのまま当てはめるならDC側消費電力は、46W*0.698=32W。
逆算して、このエリアでのKRPW-V500Wの効率は32W/40W=0.80

うん、とりあえずいいんじゃないでしょうか。
ワットチェッカーの有効数字が2桁なのでこれ以上は詰められないや。

2008/11/29(土)dpkgがaptitude upgradeできない

2008/11/29 20:03 PC(Linux)
aptitude installなどで、
package uses Breaks; not supported in this dpkg 
と出て、パッケージのインストールが出来ない問題@ubuntu。

メッセージを見る限り、dpkgのアップグレードをすれば解決しそうだが、dpkgのインストールでも同様のメッセージが出る。

エラーの原因は以下に詳しい。
Nabble - Bug#462165: dpkg: Upgrade from 1.13.23-1.14.5 to 1.14.16 onwards is broken

内容の意訳をすると、
  • "Breaks"ヘッダはdpkg1.14.6からサポートされました。
  • それ未満のVer.のdpkgでは"Breaks"ヘッダを持つパッケージをインストールできません。
  • そのためdpkgのVerUPの必要がありますが、最新のdpkg1.14.16パッケージにも"Breaks"ヘッダは使われています。
  • 従って、1.14.6未満のdpkgのVerUpには「卵が先か鶏が先か」という問題が起こります。
とのこと。

解決方法は2通りあるようだが、素直に強制インストールでいいと思う。ということで、
dpkg --force-depends -i /var/cache/apt/archives/dpkg_1.14.16.6ubuntu3_i386.deb
とすれば、エラーを無視して最新dpkgがインストールされる。あとはaptitudeで良し。

それにしても、dpkgのforceオプションは難しい。種類も多いし、--force-dependsの動作は思っていたのとちょっと違った。やれやれ。

2008/11/09(日)主線の入れ方を考える

2008/11/10 02:19 お絵かき
しばらく絵の書き方的な記事が続くと思います(なお、ちょっと日記cgiの運用と切り分けがうまくいってないのでこっちにですますで書いちゃいます)。

主線の入れ方については毎度毎度絵を描く度、ってことは継続的に悩んでるんですが、また少し時間をとって考えてみました。

まず、画風と描き方は色々あってそこは自由なわけだし、別に何が正しいなんてこともないわけですが、結果的に密度が落ちるとか、出したい雰囲気にならない、成立しない、これが多いわけです。それはまずいだろうってこと。

まず主線そのものに関してはうまいとはいえないにしろ、だいぶ練習もしてきたわけだし、手ぶれ補正無し、ベジェサポート無しである程度綺麗な曲線はかけるようになってきました。アウトライン取りもそんな大きくミスをするようなレベルは脱してると思います。しかしいざ塗ってみると何か変。

1.固さを感じる
2.遊びがない
3.と思って、遊んだところが結果変
4.強弱、タッチが足りてないか不必要なところに入っている

主観的にはこの4つなんですが、一つ一つ分析してみました。

[原因]
1.固さを感じる
多分黒すぎる。塗りを強烈にするならともかく、アニメ系CG塗り程度に抑えるなら、黒の幅を主線で感じさせるのは良くない。乗算ペン入れは主線そのものはイントネーションがついて、綺麗に見えるのだが塗りを加えて結果として見ると黒くなりすぎるようだ。

2.遊びがない
薄めの補助線で線をサポートするのが当たり前。純たるアニメ塗りにするのでなければ、サポート線を入れることを拒否する理由がない。サポート用の線は濃度、線幅を下げるのが基本。タッチを覚えた方が良い。

3.と思って、遊んだところが結果変
わざと線をぶった切ったり、張り出しを作ったりするとたいてい失敗する。ちょっとこれは結論が出ない。ただ、やはりベースの骨格ラインや形作りをサポートしない線の遊びはかえって失敗しか引き起こさない模様。

4.強弱、タッチが足りてないか不必要なところに入っている
これは修行しかない。これは他の部分よりも見て分かる部分が大きいので、さっさと盗むのが得策。反面、成長には時間がかかるのは明白なので継続修行。

で、ツール(sai)の使い方を当面どうしていくかというところです。

1の理由から、まず乗算を切ってみます。2の理由から、ツールを固めにして綺麗に線が引けるところでもちょっと濃度低めになるように。

で、通常、左端ペン先、最小サイズ0%、ブラシ濃度85%~90%、輪郭の硬さ0%、最小濃度0%、硬さ70%、筆圧濃度、サイズありあり。

としてみました。しばらく実地調査。

2008/10/25(土)復旧しました

2008/10/25 22:40 PC(全般)
サーバHDDクラッシュに伴い、しばらくMemoページが見られなくなっていました。

お恥ずかしながら、一部バックアップと+Googleキャッシュよりの復旧と相成りました。

一応文字データは全て復旧したと思います。記事IDもほぼ以前の状態になっていると思います。ずれてるところはあるかもしれないですが……

文書の構造化や、画像の抜けはおいおい直していきます。
情報探してサーチエンジンから来た方、いつも読んで下さっている方にご迷惑をお掛けしたことをお詫びします。

顛末はまあ時間が出来たときにでも書きます。
といっても今回は大して面白いことはなかったのですけど。

2008/09/13(土)sambaで実行ファイルを更新すると実行フラグが外れる

2008/09/14 01:17 PC(Linux)
samba経由でlinux上のファイルをWindowsからいじる際、パーミッション755のファイルを更新すると、655となり、自分の実行フラグだけが外れる問題。

まあ実行可能ファイルをsamba上でいじれることが余り良いことではないというのは置いておいて。

なんで自分の実行ビットだけ外れるのか、smb.confを読んでいても当初今ひとつ分からなかったのだが、

[linux-users:100723] winからコピーすると"drwxr-xr-x"となるのは何故?

ここら辺を眺めていてやっと理解出来た(気がする)。

変更時の動作はおそらく、

(unixファイル) or ( (create mask) and (windowsファイル) )

の順番で評価。

windowsファイルは標準では666で、read only時は444となる。

今回の件ではunixファイルは755でcreate maskは644だったので、755になるという想定は間違っていない。ただし、オプションを忘れていた。
map archive (S)
このパラメータは、DOSのアーカイブ属性を UNIXの所有者(owner)実行権ビットに割り当てるかどうかを決定する。 DOSのアーカイブ属性は、バックアップを行なった後でファイルが修正されると設定される。 このオプションの副作用として、Samba マシン上にあるファイルを修正した際に、UNIX 上で実行可能になってしまうことがあげられる。 これは共有のソースコードやドキュメントなどに関して、非常に悩ましい事態である。

このパラメータを利用する場合は、 所有者実行権ビットがマスクされないように(100というアクセス権が含まれるように)、 create mask パラメータを設定することが必要となることに注意。 詳細は、create mask パラメータを参照のこと。

デフォルト: map archive = yes
http://www.samba.gr.jp/project/translation/2.2.5/manpages/smb.conf.5.html#MAPARCHIVE
デフォルト値:yes!

なんてことだ。

これはWindows上のアーカイブ属性をunix側の実行ビットに割り当てるためのオプションである。が、create maskに関する注意書きがあるということは、

( (unixファイル) or ( (create mask) and (windowsファイル) ) )後に、実行フラグのみ (create maskの所有者実行フラグ) and (アーカイブ属性)をセット。

ということか。

ということで、map archiveをいじってやればよい。

対象ディレクティブに、
map archive = no
を追加したら直った。

うーん、なんだろうこのハマり。

2008/09/08(月)La Fonera イーサネットコンバータ化

2008/09/08 22:15 PC(全般)
秋葉原九十九などで売っているFON用ルーターLa Fonera(FON2100E)はどうやらいろいろ遊べるらしい、ということを聞いた。

何でこれに興味を持ったかというと、RD-X6を購入したのがはじまり。DLNAで家庭内無線配信したいのだが、イーサネットコンバータがどうにも高いのである。どうせ802.11nじゃなければ大して速度も出ないのだから、つながるだけでいいや発想でLa Foneraを試しに買ってきてみた。

FON2100Eが九十九で1780円。確かに802.11g+WPAのルーティング機器としては破格の安さだ。本当は2200Eが欲しかったのだが売り切れだったので妥協した。

イーサネットコンバータ化はご多分に漏れず、DD-WRT化で行う。DD-WRTが入ると、FONは無線付きLinuxBoxに化け、設定次第ではルータでもコンバータでもなんにでもなるようになる。

記事とかは以下参照。

[FON][hack] La Fonera FON2100EのDD-WRT化 - あらわず's diary @ twitter.g.hatena.ne.jp - はてなグループ::ついったー部

モノクロカプセル ≫ La FoneraのDD-WRT化

tkoshima.net ≫ Blog Archive ≫ La Fonera+ (FON2201) を DD-WRT v24 にしちゃう

DD-WRT - FoNまとめwiki

今回のやり方としてはシリアルケーブルにストックがなかったので、一番手間がかかるssh->telnet->DD-WRTで。

さすがにここまで手順が明らかになってれば、さして問題なくDD-WRT化できた。

一応注意点として、
  • ハック法がファームウェアバージョン限定なので、リセットでファーム巻き戻す必要があった
  • v24-SP1は上記記事と若干入れ方が違う。ダウンロードファイルに付属しているインストール方法でOK。
  • TFTPとFTPは別物
やってみた感想だけど、初めてやると結構時間がかかる。他のことやりながらだったけど、つごう3時間弱くらいかかった。

TFTPサーバとかも用意しなきゃいけないので、ダウンロードするものも多い。でも1回わかってしまえばなんてことなく、多分次回からはサクサクできるようになるんじゃないだろうか。いや次があるかどうか知らないけれど。

スループットは電波状態まあまあで10Mbps弱。そうね速くはない。とはいえとりあえず使えれば満足。気になるのはセキュリティかなあ。