2005/09/15(木)VOBの同期ずれ問題

2005/09/14 27:00 PC(全般)
前回の上映準備の記事で、VOB・VROをMPGにリネームしてそのままMPCにつっこめば再生できると書いたのだが、これで失敗した。

一部のファイル、要はC大から借り受けたDVD群のVOBをそのままMPCにつっこんだところ、音声が映像よりも早くなってしまい同期ずれが発生してしまった。

原因は確定していないのだが、音声がリニアPCM 48kHzだったことで引っかかった可能性が高い。リニアPCMで引っかかったのか48kHzでひっかかったのかは定かではないのだが、個人的には後者だと思う。

さて、TMPGEnc Editorで再構成するようにしたところこの問題は発生しなくなった。エンコードしています、と出るのだがどうも単にpackし直しているだけのようだ。

問題はこれが体験版で、もう使えないということだが。

2005/09/15(木)データ化け問題

2005/09/14 27:00 PC(全般)
GBオーダーのファイルをコピーするとデータ化けが起こる問題が発生。

結論から言うと原因は(多分)a7v333上のpromise製RAIDコントローラー(PDC20276)。

順を追っていこう。発覚した状況はHDDのイメージをコピーしてるときで、何の気無しにdump4wで比較をかけたら4バイトほど化けていて青ざめた。

以降化けたHDDイメージを1.5GBほど切り出してコピーテストを重ねたところ、
・ドライブC->D,D->Cでは十数回試して1度も発生せず。C->F,F->C,F->D,D->Fでは下記頻度で発生した。
・化けるバイト・アドレスに再現性はない。
・化けるバイトはいずれか1bitが加算される(ex."fb" -> "ff")
・低サイズのファイルでは発生しない(もしくはたまたま発生しなかった)
・化ける頻度は1.6GBサイズのコピーでは2回に1回程度1バイトが化ける(もしくは2~4GB程度ごとに1バイトずつ化ける?)

総合して考えた結果、Fドライブ周りに原因があると考えた。

C,DはマザーのPrimary Master/Slaveにつながっており、FドライブのみオンボードのPromise Fasttrak133(lite)につながっている。データ化けで考えられる原因はメモリ・マザーボード・ケーブル・CPU・Driver等あるが、ケーブル以外はC,Dで発生しないのが納得いかない。ケーブルも至極普通のフラットだし、そうすると消去法でFasttrakが原因でないかという気がしてくる。

promiseのデータ化け問題は聞いたことがあったので再度調べてみたが、いまいち決定的な情報や解決方法はわからなかった。ただデータ化け問題は現実にあるようだ。
http://www.hakusan.tsg.ne.jp/tjkawa/pdiary/200410.jsp
http://piza.2ch.net/jisaku/kako/977/977724616.html
Driverで改善するという話もあるのだが、昔からpromiseのサイトはわかりづらくてしようがない。オンボードデバイスはどれを入れて良い物やら・・・・・・ もちろんデータ化けなんてFAQには書いてない。

現状fドライブは動画置き場になっているので、ファイルが読めない・プログラムが動かないなどの大きな被害は出ていない。仕方がないので当面放置し、早い段階でSATAに切り替えることにする。promiseもSATAカードはデータ化けの話が聞こえてこないし、むしろさっさとマザボごと入れ替えろという話。どうもATAカードは不具合報告をよく聞く。サウスの機能で全部まかなってしまうのが正しい感じ。

それにしても録画したデータ・編集したデータにブロックノイズがのったりしてるのだろうし、これからは怖くて録画できない。あと研連関係のデータはもし今後使うなら全部作り直しという悲劇。

2005/08/18(木)PC上映の整理

2005/08/18 6:00 PC(全般)
多分ソフトはMPCになる。DVとかも検討しようかと思ったが、MPEG2流し込んで音が出なかった時点で萎えた。ソフトの使い勝手を調べる前に、再生の可否で色々いじらなきゃいけないとするとさすがに作業が多すぎる。画質はおいといて、何でも再生できるMPCで良し。

基本的にMPEG2レンダラは2種類の選択になってしまう。PowerDVDとWinDVD。どっちが良いかはやってみないと…… 以前調べたときにはPowerDVDが軽く画質は大してかわんねという結論だったと記憶しているが、今のバージョンだとどうなっているか。あーでも体験版だとロゴとかでそうだな。

で、レンダラの設定とビデオカードの設定で多少の画質調整はやってみる。それ以上は今回は目をつぶってもらう。

DVD-Videoからの切り出しはDVD Shrinkの無圧縮設定で。DVD Shrinkの正しい使い方。

VHSはDIGA経由でDVD-RAMにVRフォーマットで書き出すと、ファイルがVRO。これをMPGにリネームで再生できるので、今回はそれで良し。

再生ファイルがノートのHDDサイズを超えてしまいそう…… とりあえず外付けHDDと合わせて15GBくらいは確保できるので、それを超えるようだったら、えーどうすんべ。3.5のあまりHDDがあれば外付けUSB-IDEとかでどうとでもなるのだが、DVD-Rに焼いて休憩時間の度に移すってのが1つ手か。

んー何とかなりそうな気がしてはきた。

2005/07/31(日)thunderbirdでは複数アドレスへの発射が不便

2005/07/30 27:00 PC(全般)
thunderbirdはどうも;区切りでの複数アドレスへのメール送信などには対応していないらしい。

Excelのアドレスリストからコピペで送信などといった場合、thunderbirdでは1行ずつコピペするしか手段がないようだ。おそらく拡張を探せば出来るのだろうが……

そんなわけで、久々にOEを引っ張り出した。こっちは;区切りや1行1アドレスでもきっちり送信可能。うーん、ここに関してはOEの方が便利だな。

2005/06/08(水)テキスト抽出ができないPDF

2005/06/07 27:00 PC(全般)
xdoc2txtやAcrobatのテキストコピペからでも一切文字化けして、テキスト情報が抽出できないPDFファイルがある。

どうやらフォントがType3となっているためのようだ。

実はちゃんとType3フォントが如何なるものか分かっていないのだが、独自定義フォントらしい。画像(ベクター情報?)と文書中の文字がどのフォントに対応するかは埋め込むが、その文字が一般の言語においてどの文字に対応するかどうかは埋めないということなのだろう。Type3フォントのPDFは英語文書で若干が存在し、主流ではない。現在の遭遇率は100中2程度。日本語ではまず存在しないようだ。

さて、こいつらをテキストに変換するにはどうやらOCRを通すしかない。なにせ、PDFで出力し直すと1ページが全部画像になる。

英文なら自分でフォントの対応表を弄ってやれば何とかなりそうな……、妄想の中でだが。
Type3からType1に変更する方法なんてのは見つからなかった。

2005/06/06(月)Windows XPでDVD-RAMに書き込むとき

2005/06/06 19:00 PC(全般)
XPからはDVD-RAMはドライバをインストールしなくても使えるはず。
しかしいざファイルをドラッグしてみると、半透明になって実際には書き込まれていない。

これは同じくXP搭載のCDへの書き込み機能がONになっているからで、DVD-RAMを使う場合はこれを切ってやらないといけない(なんて仕様だ!)

・手順
マイコンピュータ->DVD-RAMドライブを右クリック->プロパティ->
"書き込み"タブ->!このドライブでCD書き込みを有効にする"チェック ボックスをoff

[参考]
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;826510

でも、XP標準だとFATなんだよなこれ……
RAMフリークの人々にとってはどうなんでしょうか。やっぱりUDF?

2005/05/22(日)解体できない本のデジタルデータ化

2005/05/22 22:00 PC(全般)
もし諸事情により(借り物だとか)解体できないB5サイズの本があったらどうやってデジタルデータ化をするか。

B5の場合、
A4スキャナだと2回取り込みの上に位置合わせの問題が深刻。
A3スキャナを買うのもアリだが、100kコース。

そこでシンプルに、コピー機にかけた後、裁断してドキュメントスキャナに突っ込むのが正解かもしれない。

今回の想定は60pの本(てかパンフだけど)が30冊というアレですが、

お値段)
\300 * 30 = \9,000
30枚 * 30 * 6s = 1.5hour

ドキュメントスキャナに突っ込む時間や、紙を半分に切る作業はほとんど時間を考えなくて良いので、コピーさえ2~3人で手分けすれば半日もかからないで完了する計算だ。

これだな。

2005/05/22(日)MPC でのコマ戻し

2005/05/22 21:00 PC(全般)
Media Player Classic6.4.8.3でDivXの映像なんかをコマ戻ししようとするとMPCが落ちていた問題。

出力のDirectShow Videoを

 Overlay Mixer

から

 System Default

に変えたところ、DivXやXviDをコマ戻ししたときにMPCが落ちることが無くなった。

原因も何で解決したかも不明。

またMPCは標準搭載(?)のフィルタでデインターレース処理などをしてくれるが、これだとコマ送りは出来てもコマ戻しが出来ない。

コマ戻しをしたいなら、フィルタから

 MEPG PS/TS/PVA

のチェックを外す。インターレースはバリバリでるがコマ戻しは出来るようになる。インタレに関しては新たに使われるようになったフィルタの設定で、いじれるかもしれない。

ただどちらにしろ我が家のPCでは重すぎでコマ戻しはまともに動かないわけですが。

いい加減、DirectShowだとかMetrix値だとかフィルタだとかVFWだとかffdshowだとかAVISynthだとかきっちり整理しないといかんですね。

2005/05/22(日)XviDとDivXの傾向

2005/05/22 20:00 PC(全般)
前の記事を書く上で気づいたことをいくつか。

まずバージョンを明記しておいた方が良いな。
DivX 5.2.1
XviD 1.1.0-beta2の( http://uk.geocities.com/xvid2ch/)の奴を使用(koepi版、nic版はともにファイルサイズが爆発して上手く動かず)

・DivXの使い方
設定窓出して、
DivX R Certified Profileの選択->DivXR Certifiedのチェックを外す->エンコードモード=質を基本とするワンパス

に設定。Certifiedの設定を外さないとQB=Quality Baseにならない(CBRになる)。最初QBに出来ないのかと思った……

以下、

ビットレート:4=90%
エンコードパフォーマンス:標準
心理視覚モデル:チェックして高速に
インターレーシング:プログレッシブソース(aviutlでインタレ解除する)
量子化タイプ:H.263

あとは弄っていないが、大きな間違いはないと思う。それとインストール時に日本語にしないと環境で設定窓のサイズがおかしくなることあり。

・XviDの使い方
Profile:AS@L5
Quantization type:H.263
Global Motion Compensation:checked
B-VOPs:off
Target quantizer:4.00
Motion Search precision:Medium
VHQ mode:Mode Decition
Trellis quantization:checked

書いてないチェックは外し、数字はデフォルトのまま。

さて、大まかな傾向から言うとDivXは連続した画面間で見た目が良くなるような絵作りで、XviDは1画面が綺麗になるような処理がされているように思える。

ある1フレームを見比べたときにはDivXよりXviDのほうがきれいで、DivXは輪郭部分に多くモスキート状のノイズが出る。ところが連続して何枚かの比較を行うと、XviDはシーンチェンジで大きめのブロックノイズが出ることがある。

動画になると初見ではDivXよりXviDが綺麗に見えるが、何度も見返すとDivXのモスキートノイズには目が慣れてしまうのに対して、XviDのブロックノイズは目につくようになっていく。多分、アナログの画質に近似することがDivXのロジックなのだろう。ここらへんDivXがどんなソースでもそこそこ無難にこなすといわれる所以だろうか。職人軍団が結局「DivXでいいや」になるのもそんな理由かもしれない。

おそらくソースも考えた上でXviDを細かく設定した方が綺麗だとは思うが、失敗してちょっとしたブロックノイズにストレスをためるより万人から文句が出ないような映像の方が安心は出来るかもしれない。でも良く考えてみればなんかの閾値で変わる気がするな。シーンチェンジの設定ってこれに影響するのだろうか。

圧縮速度はデフォルトではXviDの方が若干早いのだが、この設定ではXviDの方が多分時間がかかる。特にGlobal Motion Compensationは物体が画面に入ってくるごとに動き解析しているようなので、エンコード時間も読めなくなる(が、スクロールが多い映像には相当効く)し結構時間がかかったようだ。

まあこれでもうしばらくエンコードする機会もなくなりそうだ……
DivX6も控えているし。

[参考]
XviDの使い方はここが詳しい
http://www.losttechnology.jp/Movie/xvid.html
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