2005/03/03(木)スパム対策

2005/03/03 16:00 PC(Linux)
スパム対策というと、以前さらったときに引っかけた記事で
http://www.gabacho-net.jp/anti-spam/anti-spam-system.html
というのがある。

読んだときは感心したのだが、個人ユースは良いにしても鯖管がこれやっていいのだろうか。
重要なメールが1通来ないことは、スパムが100通来ることよりもまずいというのが大方の意見であるはず。ネットワークの仕組み含め熟考が必要か。

まあちょっと公共で使うには無理な気がするなあ。

2005/03/01(火)Eclipse とファイアウォール

Pluginsフォルダにつっこんだのに、Eclipseのプラグインが更新されない問題。

原因未確定だが、可能性としてはZoneAlarmなどのファイアウォールを使っているときに、javaw.exeの接続を許可してやらないとプラグインが更新されないらしい。

ヘルプ->ソフトウェアの更新->検索とインストール->現在インストール済みのフィーチャーの更新をチェック

とやって、javaw.exeが動くので許可してやったところ更新された…… ようだ。

うーん、ま直ったので良しとしよう。

2005/02/28(月)qmail設定、cron関係微調整

2005/02/27 24:00 PC(Linux)
ちゃんとメールが動いているようなのではあるが、今度はcronが飛ばしてくるメールがうざったい。

元々暫定設定だったのでちょっと整理。

[1]aliasの設定
重要メルアドの転送設定。
/var/qmail/control/alias/.qmail-root
/var/qmail/control/alias/.qmail-postmaster
/var/qmail/control/alias/.qmail-mailer-daemon

&urara@dd.iij4u.or.jp

&urara@dt8.jp
に変更。
[2]/home/urara/.qmailの変更
urara@dd.iij4u.or.jp
の行を消した。

以上。
当面cronのメールを見ることにするので、cronは弄らない。
もし飛ばしてくるメールを一切見ないようにするには、/etc/crontabに
MAILTO=
の1行を記述する。cronはMAILTOの宛先か、それがなければcrontabの所有者にメールを投げるので、空白にしてしまえばメールが飛んでこないというわけだ。

その他cronメモ。

rootのcrontabはエディタで編集してしまっているのだが、各ユーザがcronの仕事を登録することも出来る。
その場合、
crontab -eで編集
crontab -lでリスト表示
crontab -rでcrontab削除

crontabは/var/spool/cron/crontabs/にユーザ名で置かれる。
cronも勉強し直した方が良いな。

[参考URL]
http://www.mediaweb.biz/modules/database/print.php?articleid=55
http://www.linux.or.jp/JM/html/cron/man1/crontab.1.html

2005/02/27(日)qmailインストール

2005/02/27 21:00 PC(Linux)
qmailインストールまでの作業ログ。
紆余曲折があったので、最終到達地点を明確にしてからログを書こう。

・最終到達地点(目標ではなく結果論)
  • qmail鯖立て
-外部からIMAP可能
-外部からPOP・自ドメイン宛以外のSMTP禁止
-内部(EZ!go上)からPOP可能
  • EZ!go上でmewを使ってメール送受信可能
-urara@dt8.jp宛のメールは、外からIMAPでも取れるしiij4uへも転送する(いずれ片方だけにする)

IMAPは使ったことがなかったので、今回動かしてみたいというのがある。
やったこと
[1]qmailインストール
[2]qmail設定
[3]courier-imapのインストール
[4]iptablesの設定
[5]everydnsの設定
[6]メール送受信確認
[7]mew + emacs調整
    • 詳細--
[1]qmailインストール
#apt-get install qmail-src
(3つ前の記事参照。確かucspi-tcp-srcも一緒に入ったと思う)
#dpkg --remove exim
#build-ucspi-tcp
#build-qmail

途中での設定ファイルの変更無し。問い合わせには全てEnter。
[2]qmail設定
基本的に参考サイトに従った。NS関係は実はちゃんと分かっていない。

(1)/var/qmail/control/defaultdomain
#touch defaultdomain
#emacs defaultdomain
--------
dt8.jp
--------
省略時に補完されるドメイン

(2)/var/qmail/control/locals
#touch locals
#emacs locals
--------
127.0.0.1
dt8.jp
--------
ローカルとして処理するドメイン

(3)/var/qmail/control/me
#touch me
#emacs me
--------
127.0.0.1
dt8.jp
--------
受信ホスト名

(4)/var/qmail/control/rcpthosts
#emacs rcpthosts
--------
127.0.0.1
dt8.jp
--------
サーバで処理する宛先ドメイン。

(5)aliasの設定
重要メルアドの転送設定。
/var/qmail/control/alias/.qmail-root
/var/qmail/control/alias/.qmail-postmaster
/var/qmail/control/alias/.qmail-mailer-daemon

--------
&urara@dd.iij4u.or.jp
--------
と書いた。そのうちMAILER-DAEMONとかは消すと思う。

(6)MailDirを作る
#su urara
$/usr/bin/maildirmake ~/Maildir
$emacs ~/.qmail
--------
./Maildir/
urara@dd.iij4u.or.jp
--------

(7)/etc/init.d/qmail書き換え
Maildirへの切り替えと、pop3dを動かす設定(自分向け)。qmailはデフォルトではpop3dを起動しないため設定ファイルを書き換える必要がある。

14,15c14,15
< alias_empty="|/usr/sbin/qmail-procmail" # procmail delivery to /var/spool/mail
< #alias_empty="./Maildir/" # This uses qmail prefered ~/Maildir/ directory
> #alias_empty="|/usr/sbin/qmail-procmail" # procmail delivery to /var/spool/mail
> alias_empty="./Maildir/" # This uses qmail prefered ~/Maildir/ directory

58,61c58,61
< #sh -c "start-stop-daemon --start --quiet --user root< # --exec /usr/bin/tcpserver -- -R -H< # 0 pop-3 /usr/sbin/qmail-popup `hostname`.`dnsdomainname`< # /usr/bin/checkpassword /usr/sbin/qmail-pop3d Maildir &"
> sh -c "start-stop-daemon --start --quiet --user root> --exec /usr/bin/tcpserver -- -R -H> 0 pop-3 /usr/sbin/qmail-popup `hostname`.`dnsdomainname`> /usr/bin/checkpassword /usr/sbin/qmail-pop3d Maildir &"

71c71
< #start-stop-daemon --user root --stop --quiet --oknodo --exec /usr/bin/tcpserver
> start-stop-daemon --user root --stop --quiet --oknodo --exec /usr/bin/tcpserver

(8)qmailの起動
#/etc/init.d/qmail start
もしくはもう動いているなら
#/etc/init.d/qmail restart
[3]courier-imapのインストール
qmailはデフォルトではIMAPを備えていないので、別途パッケージが必要。
#apt-get install courier-imap
#/etc/init.d/qmail restart
[4]iptablesの設定
(1)imapとsmtpを開けるために、/etc/init.d/iptables_setに以下を追加(saveは良くわかんないので使ってない)
--------
## smtp allow ##
iptables -A INPUT -p tcp --dport 25 -j ACCEPT
iptables -A INPUT -p tcp --sport 25 -j ACCEPT

## imap allow ##
iptables -A INPUT -p tcp --dport 143 -j ACCEPT
iptables -A INPUT -p tcp --sport 143 -j ACCEPT
--------

(2)iptables再起動
#/etc/init.d/iptables_set

(3)ポートスキャン
変なポートが開いてないかどうかWindowsマシンからSPPでポートスキャンをしておく。
でも結果の見方がよく分かってないので怪しげ。

[5]everydnsの設定
everydnsのサイトに行き、よく分からないままMXレコードに
Host type Value MX
dt8.jp MX dt8.jp 10

を追加した。
[6]メール送受信確認
・Windowsマシンからローカル/internet経由でIMAP受信を確認
・IMAP受信時にMaildir内のnew/のファイルがcur/に移動することを確認
・Windowsマシンからローカル/internet経由でurara@dt8.jp宛のメールが配信されることを確認

これだけのテストでは足りないと思う(そもそも自在に切れるネットワーク2系統無いとちゃんとしたテストは出来ないはず)。
[7]mew + emacs調整
ここが一番混乱した。間違い手順も記録しておく。
(1)IMインストール(間違い)
mewは入っているようだが、IMが入っていないようなのでインストールした。
#apt-get install im
#su urara
$imsetup

(2)IMアンインストール
imsetupの設定が反映されないと思ったら、mewは2.0以降IMを必要としなくなったらしい。昔はMHなんてのもなかったかい?
#dpkg -l |grep mew
ii mew 2.2-3 Messaging in the Emacs World

バージョンを確認。2.2-3だ。IMAPが使えない半端バージョン(のはず)。

#apt-get remove im

依存関係は出さないようなのでこのまま消去。

(3)mewの設定
~/.mew.elに設定を書く。

--------
(setq mew-name "urara")
(setq mew-user "urara")
(setq mew-mail-domain "dt8.jp")

(setq mew-smtp-server "localhost")

(setq mew-pop-user "urara")
(setq mew-pop-server "localhost")
(setq mew-pop-delete nil)

(setq mew-pop-auth 'pass)
--------
最低限で良いなら上三行も要らないかもしれない。

(setq mew-pop-delete nil)は受信したメールをサーバに残す。
(setq mew-pop-auth 'pass)はmewのデフォルトがAPOPなのでPOPで受け取れるようにする。


(4)emacs調整
emacs起動中はいちいちPOP3パスワードを入力しなくても良いようにする。emacsに以下の2行を追加
--------
;;パスワード維持
(setq mew-use-cached-passwd t)
--------

(5)mew上からメール送受信を確認

以上
[参考サイト]
http://sasapanda.com/toshi/linux/qmail.html
http://debikuro.ddo.jp/KuroBox/B010.html
http://www.f-bell.net/FreeBSD/qmail-control.html

[やり残し]
・APOP/POP before SMTP
 とりあえず外部からは使わないということで先送り。tcpserver起動コマンド列の解説がないと、どちらもきつい。debianパッケージと現バージョンと旧バージョンで、他に追加で必要になるパッケージが違うかもしれないのだよな。雑誌記事とかを足がかりに進んでこう。telnet server 110で確認したけど少なくとも現時点ではAPOPは動いていないはず。

・pop.dt8.jp, smtp.dt8.jpで分けて、もちろんメルアドは@dt8.jpにする。

・Maildir/mailboxの仕組み、およびIMAP/POP時の動作

・DNS(BIND立ち上げ)
 ホントDNSは苦手……

・POPとIMAPの共存
 POPでとってくるとIMAP消える……

・sslラップ

#それにしてもさっさとログの書き方の統一して、華式の内部インデックス性の低さと見にくさを何とかしないと!

2005/02/25(金)thunderbirdへの文句その2

2005/02/25 20:00 PC(全般)
以前の記事番号を覚えていないが、フリーメーラーthunderbirdへの文句2。

・IMEでの再変換時に、再変換したはずの語が残る
・スクロールしていると数秒処理が止まることがある
・文字コード判定がまだまだ(Shift-JIS系はほとんど判定失敗する感じ)

文字コード判定の精度は、ウリであるところのジャンクメール判定に結構影響を及ぼすので何とかしてほしいところ。

当たり前だが、中には我が家での環境依存問題も含まれていると思わる。

2005/02/25(金)thunderbird ~削除したメールに関して~

2005/02/25 19:00 PC(全般)
以前thunderbirdへの文句で書いたが、解決方法が分かったのでメモ。

thunderbirdはデフォルトで削除したメール・移動したメールをflagだけ立ててファイル上には実体を残す。
このため、以下のような問題が起きる。

・メール保存ファイルの肥大化
・ウィルスメールを消してもNorton AntiVirusから延々警告が来る

解決方法はthunderbird上で、
フォルダ右クリック->このフォルダを圧縮
とする。

この処理は非常に重いが、1回やるだけで以後そのフォルダは削除すると同時に消える設定になるようだ。戻し方は不明。この点に関しては他の記事と違っているような気配もあるので勘違いかもしれない。

なお、thunderbirdはどうもNorton AntiVirusなどと相性が悪い。いったんウィルスメールを通してしまうと、NAVとデッドロック状態になって操作も削除もできなくなる場合がある。

[参考URL]
http://level.s69.xrea.com/mozilla/tips.html#delete_mail
http://homepage2.nifty.com/huruha/AntivirusSoftware.html
2chのソフトウェア板

#ところで、「圧縮」という日本語には一般的にIT用語で"pack"が該当するので、これはあまり訳語が宜しくない(英語版では"compact")。

2005/02/25(金)qmailインストール問題

2005/02/25 4:00 PC(Linux)
qmailのインストール作業途中において以下のようなエラーが発生し、qmailがインストール完了できなかった問題。
Unknown 'strict' tag(s) 'barewords' at /var/lib/dpkg/tmp.ci/preinst line 5
BEGIN failed--compilation aborted at /var/lib/dpkg/tmp.ci/preinst line 5.
dpkg: qmail_1.03-24_i386.deb の読み込みエラーです(--install):
サブプロセス pre-installation script はエラー終了ステータス 255 を返しました。 。
Starting MTA: exim.
以下のパッケージの処理中にエラーが発生しました:
qmail_1.03-24_i386.deb
発生までの手順。
(1)apt-get installでqmail-srcをもってくる。
(2)dpkg --remove exim
(3)build-ucspi-tcp
(4)build-qmail

(4)の途中で発生。(3),(4)は延々Enterを押していればコンパイルだけでなくインストールまでやってくれるのだが、qmailパッケージをコンパイル後インストールの段階でこの問題が起きた。

海外まで含めて検索をかけたが全く情報が出てこない。仕方ないので、unstableまでを含めてapt-get installした。結果、qmail-srcが1.03-24から1.03-36_allに挿し変わった。

この状態で
#dpkg -i qmail_1.03-36_i386.deb
にてインストールを行ったところ、問題は解決した。

その他、qmailのコンパイル中に以下のようなエラーが出ているが前後をコピペし忘れた、もうしらん。
make: [binary-arch] エラー 1 (無視されました)
なお、(2)はeximがqmailと競合するため、あらかじめ削除マークを付けておく作業。apt-get removeでやると依存関係を全部引きずって消してしまうので気をつけて欲しい。

2005/02/15(火)エラーメモ

2005/02/15 18:00 PC(Linux)
apt-get upgradeしたら、エラーがいくつか出たのでメモだけ。

今は解決してる時間がないし、あまりクリティカルなものとも思えない。

[error1]
xemacs21-mule (21.4.6-8woody2) を設定しています ...
.
.
.
Loading 50skk...
Error while loading 50skk
このあとインストールは完了。

[error2]
xemacs21-nomule (21.4.6-8woody2) を設定しています ...
dpkg: xemacs21-nomule の読み込みエラーです(--configure):
サブプロセス post-installation script がシグナル (割り込み) によって強制終了し ました。。
以下のパッケージの処理中にエラーが発生しました:
xemacs21-nomule
xemacs21-nomuleのインストールは失敗した。
[追記05/02/25 AM3:22]
apt-get update & upgradeしたところ、[error2]のインストール問題は解決。50skkで怒られる[error1]は継続中。
OK キャンセル 確認 その他