2005/04/02(土)発泡塩ビ価格調査

2005/04/02 21:00 工作
アクリサンデーのFOREXの価格調査。今のところ売っていることを確認できたのはDoITとKOMERIの通販だけ。ハンズにもあるという噂なので、今度渋谷に出たときに確認します。

DoIT南砂
         1mm白 2mm白 3mm白 5mm白 3mm白以外 
300x450    399   767  1030  1560      1110
450x600    662  1350  1840  2840      2000
450x900   1210  1890  2630  4150      2890
横軸が厚さと色、縦軸がサイズ。

白以外の色は黒赤青黄緑灰とラインナップの全色揃っていた。色板は公式( http://www.acrysunday.co.jp/products/pla_bord/05.html#1)にも3mmしかないのね。200x300も売っていたような気がするが見るの忘れた。

面積比で見れば大きいサイズを買った方が若干安くなるようだ。ケースには450x9001枚で足りる。でもさすがにこのサイズだと結構高い。

以前買ったときには300x450 3mm黒が\1050だったのだが…… あ、総額表示の1円桁切り上げか。

KOMERI通販( http://www.komeri.com/flb_shop_top_index.html)
         1mm白 2mm白 3mm白 5mm白 3mm白以外 
300x450      x     x  1180  1680      1280
450x600    708  1480     x     x      2180
450x900   1380  1980  2780  4380      3180(黒のみ)
送料は\1575。\10000以上発注で無料。結局全般DoITより高い。

#05/04/05調査により追記
東急ハンズ渋谷
 黒3mm 300x450 1134
 黒3mm 600x450 2205
白や他の色もあるにはあったのだが、値札が付いて無くて確認できず。全般DoITよりは高そうなので、さっさと退散した。

2005/04/01(金)発泡塩ビで出来そうなこと

2005/04/01 11:00 工作
発泡塩ビについてメモ。

私が使っているのはアクリサンデーのForexという素材の黒3mm。発泡塩ビ全般に共通なのか、これ特有の性質があるのかはちょっと分からないので注意。なお読んでれば分かると思うが、工作レベルは初心者に毛が生えた程度なので、実は最適なドリルの刃や回転速度も理解していない。

発泡塩ビの特徴としては、
・柔らかいが曲げ・折りには強い
・低密度で軽い
・熱を加えて曲げられる
といったあたり。

穴あけは非常に容易。ハンドドリルでも簡単にあけることができるが、バリが盛大に出るほか、私の腕では正円の穴をあけることが出来ない(ちょっと三角気味になる)。バリをうかつに削ると、柔らかいために穴の縁まで削ってしまう。バリは電動ドリルの方が少ないし正円に近くなるので電動ドリルであけた方がよさそうだ。アクリルよりははるかに割れづらいが、それでもバイスに固定したままセンターポンチを打てば割れることがある。

タップ立て可能。意外だがきちんと立てれば結構強度があるようである。

通常のドリル刃で座ぐりが出来るかは試してみたが、なんともいえない。柔らかいからこそできるかと思ったのだが、柔らかすぎて深さのコントロールがなかなか出来ない。座ぐり部をハンドドリルで軽めゆっくりであけ、センターポンチを打ち直し電動ドリルという線で可能は可能。皿座ぐりなら簡単に出来そうではあるが、これも深さのコントロールが難しいかもしれない。

切断は非常に容易。普通のカッターで半分当たりまで刃を入れ折れば綺麗に切断できる。1切断5分くらいで可能。

曲げに必要な温度は、我が家のアイロンの低温エリア(化繊)の高め中りで始めて曲がるようになったので、100~120℃くらいだろうか。熱を与えると収縮も伸張もするようで厚めの素材でもアイロンのエッジでそこそこ綺麗に曲げることができる。

写真には取り忘れたが、ネジを強く締めるとネジの跡がついてしまうくらい表面は柔らかい。

2005/04/01(金)ドメインについて考察

2005/04/01 3:00 PC(Linux)
ドメインの業者移転に関していくつか疑問点があったのだが、ここに詳しい。
http://www.xwd.jp/jp8.php

普通に考える移転では無料ということで良いようだ。が、21-domainに\2000超分ポイントが残っているので今年1年は少なくとも21-domainのままで確定。

さて、dt8.jpのままでいくか、dt8.orgに移行するかが微妙なところ。
2006年度と2007年度のプーはほぼ確定であり、2008年度では業界か一般か生きてないかのどれか。業界にいる場合の収入が10万~200万で不定なのが難しい。その場合でも年3,980くらいはそんなに重くないのではないかと思う。いやわかんないけど。

仮に21-domainのままでorgへ移行した場合とjpのままの比較、
            org    jp 
2005年度   2000  3980 <--orgは新規登録費用(\1000)がかかる
2006年度   3000  7960
2007年度   4000 11940
2008年度   5000 16920 <--収入発生?       
21-domainより安いレジストラもあることにはあるが、それぞれ仕入れ値が6$,\3500であることを考えると大幅に安いところはないだろう(value-domainは\990,\3690)。

多少稼げるようになったらdt8.jp取り返したいと思うのでその場合だとまたぞろ新規登録費用がかかる。3年で1万円差がでないことを考えると、dt8.jpのままでいい気がしてきた。

もう少し他の人に意見を聞いてみる。

2005/03/31(木)mixer.exeの罠

2005/03/31 10:00 PC(全般)
どうも長時間動かしてるとPCの調子が悪くなる。原因を探ってみる。

タスクマネージャで見てみたところ、mixer.exeが300MB超のメモリを消費している事が判明。調べてみたところCreative系のミキサーソフトでメモリリークは頻出問題のようだ。

とりあえず、窓の手で"C-Media Mixer"自動起動を無効に。タスクマネージャからプロセスを殺す。そういやMP3で音飛びしていたのも多分これが原因だろう。Creative系のボードやドライブは入れた記憶がないんだが……

2005/03/21(月)またまた日記CGIで悩む

2005/03/21 6:00 PC(全般)
まあ結論としては、また

カテゴリ本格搭載->全部Nicky!
今のところ->Memo:華式、日記:Nicky!

ということになった。

他のは結局色々試しても、なんか違うんだよなあ。

不満点は色々自己解決。

[1]Nicky!・華式とも検索が大文字・小文字を区別する
特に華式は現在の使い方からすると区別してほしくない。ソースを以下のように改変すれば解決。

nicky.cgi
4413c4414
<               next if( ($Message !~ /$SerchWord/) && ($Title !~ /$SerchWord/) );
---
>               next if( ($Message !~ /$SerchWord/i) && ($Title !~ /$SerchWord/i) );
KShiki.cgi
532c532
<               if($line4Search =~ /\Q$theWord[$n]\E/){
---
>               if($line4Search =~ /\Q$theWord[$n]\E/i){
iオプションを足しただけです。

[2]ソースやコマンドラインが見づらい
<pre>をスタイルでちょっといじってやってつかうことにした。開始・終了タグ行直後の改行が<br>に変換されるの挙動について、Nicky!の作者さんに投げてみる。当たり前なんだが、タグだけの行は<br>にしなければいいような気もする。

[3]華式バグ
今度余裕ができたらまとめて作者さんに投げよう。まだ色々あった気がする。
(1)検索に"式"と入れると文字化け
(2)最近のリファのリンクがおかしい

[4]Nicky!カテゴリ機能
検索とかはきちんと動いてるのだが、各エントリにカテゴリ名が表示されない。自分でいじくってやろうかと思ったのだが、ポケットリファレンスが手元にないのとソースのコピペをやることになりそうなのでげんなりして止めた。書こうと思えば書けないこともない。

#<pre>にするのは暇見つけて書き直してきます。

2005/03/19(土)CPANを使ってみる

2005/03/19 5:00 PC(Linux)
spamassassinやらrazorのソース導入で、aptでperlを管理することに限界を感じてきたので一発CPANを使ってみようかと思い立った。

[1]CPANの基本設定
CPANをインストール
# perl -MCPAN -e shell
インストール手順は盲目的に http://www.kuri3.net/modules/bwiki/?SecureMailに従うことにする。
初回起動なので設定を聞かれので、全部yes,Enter連発で通すが以下2箇所だけ変更。
Parameters for the 'make install' command?
Typical frequently used setting:

    UNINST=1         to always uninstall potentially conflicting files

Your choice:  [] UNINST=1
(1) <a HREF="ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/lang/CPAN/">ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/lang/CPAN/</a>
(2) <a HREF="ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/lang/perl/CPAN/">ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/lang/perl/CPAN/</a>
(3) <a HREF="ftp://ftp.kddilabs.jp/CPAN/">ftp://ftp.kddilabs.jp/CPAN/</a>
(4) <a HREF="ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/lang/perl/CPAN/">ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/lang/perl/CPAN/</a>
(5) <a HREF="ftp://ftp.u-aizu.ac.jp/pub/CPAN">ftp://ftp.u-aizu.ac.jp/pub/CPAN</a>
(6)     <a HREF="http://ftp.cpan.jp/" TARGET=_top>http://ftp.cpan.jp/</a>
Select as many URLs as you like (by number),
put them on one line, separated by blanks, e.g. '1 4 5' [] 2 4 5 6
む、ftpにアクセスできない。そういえば、このマシンだとPassive FTPに設定しないとFTPは動いてくれないのだった。

[2]passive FTPに設定する
CPAN上で動く、LWPやNet::FTPでpassive FTPを動かすようにするには環境変数FTP_PASSIVEの設定が必要。
環境変数FTP_PASSIVE=1をセット。とりあえず、/home/urara/.bash_profileに書くことにする。
19a20,21
> export FTP_PASSIVE=1
>
CPANの起動時に設定したいなら、
# perl -MCPAN -e '$ENV{FTP_PASSIVE} = 1; shell'
その他、passive FTP関係の設定を詰めておく。

wgetをpassive FTPで使うために、/etc/wgetrcのpassive_ftpオプション変更
42c42
< #passive_ftp = off
---
> passive_ftp = on
lynxをpassive FTPで使うために、/etc/lynx.cfgのFTP_PASSIVEオプション変更
3154c3154
< #FTP_PASSIVE:FALSE
---
> FTP_PASSIVE:TRUE
ftpコマンドは-pオプションをつけるか、pftpコマンドで起動すればpassive FTPになるようだ。

今のところ必要ではないが、CPAN上でconfをいじってやる。
cpan> o conf ftp /usr/bin/pftp
[3]qmail-scannerに必要なモジュールをインストール
さて、 http://www.kuri3.net/modules/bwiki/?SecureMailに従って必要なモジュールを全部つっこむことにする。で、あれこれインストール。

ところが、
BerkeleyDB,IP::Country::Fast,Pod::Usage
がうまく入らない…… うーん、

BerkeleyDBインストール時のエラー
# : ./not_there/__db_lock.share: そのようなファイルやディレクトリはありません
t/env..........FAILED test 10
と思ったら、後日やり直したところIP::Country::Fast,Pod::Usageに関してはきちんと入った。

ちゃんと入らない原因は、
(1)perl本体もCPANで入れなければいけない
(2)少なくともモジュール類はCPANで全部入れ直さなきゃいけない
(3)単に一部パッケージの依存関係が解決していない
どれだろうか。

CPANだと、/usr/local/以下に入ってしまうのでその関係だろうか(debianだとデフォルトは/usr/bin/perlなどになる)。時間もないのでここで断念。Perlは考えどこだなあ。あっちこっちのディレクトリに分散しちゃってるよ……

[参考サイト]
http://www.fuji.sakura.ne.jp/~yada/talk2000/perl.shtml
http://homepage3.nifty.com/hippo2000/perltips/CPAN.htm
http://tech.bayashi.net/svr/doc/wget.html
http://x68000.q-e-d.net/~68user/net/ext-module.html

2005/03/19(土)qmail-scannerインストール時に遭遇した問題

2005/03/18 25:00 PC(Linux)
qmail-scannerインストール時に遭遇した問題メモ

なんか色々あり過ぎて、整理し切れていない。引っかかったところを中心に覚えている限りでメモしておく。作業ログ流れで、通常インストール手順とかぶるところもあり、いい加減なところもあり。
[1]suidperlのパーミッション設定

qmail-scannerインストールに関する多くのドキュメントでは、suidperlのパーミッションを変更するように書いているが、debianの場合suidperlはperlへのシンボリックリンクに過ぎない。よってパーミッション設定は不要。弄ると多分perlが動かなくなる。

(×:動かなくなった悪例)
# chmod 4711 /usr/bin/suidperl
Perl CGIが全滅した。
# chmod 755 /usr/bin/suidperl
で書き戻し。
[2]qmail-scannerのインストールテストが成功しない問題

<qmail-scanner.plの設置等はすでに終わっているとして>

qmail-scannerのsrcフォルダから、
# contrib/test_installation.sh -doit
4通のテストメールのうち1通目(通常メール)だけは送られてくるが、2通目でエラーを出して止まってしまう。エラーは以下の通り。
Sending eicar test virus - should be caught by perlscanner module...
qmail-inject: fatal: qq temporary problem (#4.3.0)
Bad error. qmail-inject died
チェックすべきログは、/var/spool/qmailscan/qmail-queue.logと/var/log/mail.err。

原因としてはclamavが動いていないか、メールデータにアクセス失敗している可能性が高い。

/var/spool/qmailscan/qmail-queue.logを覗くと、
/var/spool/qmailscan/tmp/debian111060900649323497: Access denied. ERROR
がたくさん出ている。アクセス権問題であるので、

/etc/clamav/clamd.conf
User clamav

User qscand
に変更。

clamavを再起動しようとすると、
# /etc/init.d/clamav-daemon restart
psで確認しても存在していない。立ち上がっていないようである。

/var/log/clamav/clamav.logを見ると、
Sat Mar 12 18:05:27 2005 -> ERROR: Socket file /var/run/clamav/clamd.ctl could n
ot be bound: Permission denied
今度はclamavの一時ファイルにアクセスできなくなってしまったようだ。これはパーミッションを弄ってやれば良い。
# chgrp qscand /var/run/clamav
# chmod 775 /var/run/clamav
clamavの実行ディレクトリグループのみをqscandに変えてパーミッションを775にしてやる。若干荒技になるが、でも777よりはましだろう。

再び再起動
# /etc/init.d/clamav-daemon restart
立ち上がった。
# contrib/test_installation.sh -doit
4通送信中、2と3(ウイルス入り)が配信されなくなった(1はノーマル、4はスパム。recipsオプションが無かったので配信されなくなった)。しかしこの状態では外部からの通常メールが配信されないことが発覚。以下次項に続く。
[3]qmail-scannerを使うと通常のメールが配信されない問題

(注:この問題はswap再設定によって再現性が無くなった可能性があります)

qmail-scannerインストールの過程で、テスト時に躓いた問題。結論はメモリ問題だが、エラーメッセージが特殊なのでメモ。

<qmail-scanner.plの設置等はすでに終わっているとして>

外部からウイルスなどが含まれない通常のメールを送っても配信されない。QMAILQUEUEの設定を切り替えて、qmail-scanner.plを介さずqmail-queueに渡すように設定する。
QMAILQUEUE="/var/qmail/bin/qmail-queue"
export QMAILQUEUE
と、きちんと動く(QMAILQUEUEを使っている以外は基本のqmailの挙動と同じ、もちろんウイルスはそのまま)ので、QMAILQUEUEがいけないわけではないらしい。うーん、qmail-scanner-queue.plのどっかで躓いている。

/var/log/mail.errを見ると、
Mar 14 01:38:51 debian X-Qmail-Scanner-1.25: [debian11107319314933436] cannot
 open  /var/spool/qmailscan/quarantine-attachments.db - No such file or directory
もちろん、ファイルは存在している。最初はパーミッション問題かと思ったが、実はメモリ確保が不足している問題。つまずいたところでたまたま出たエラーがNo such~ということのようだ。下記サイトなどを眺めていてやっと分かった。

http://slashdot.jp/journal.pl?op=display&uid=779&id=150799
http://sourceforge.net/mailarchive/message.php?msg_id=6806272
http://qmail-scanner.sourceforge.net/FAQ.php

メモリ確保にはqmailの起動スクリプトのulimit値を上げてやる。

/etc/init.d/qmail
53c53
<       ulimit -v 8192
---
>       ulimit -v 10240
いくつが最適値なのかはちょっと分からない。

#swapが原因だったのか再現性が無くなったようなので、現在ulimitを8192に戻して運用中。

2005/03/18(金)環境変数に関する勘違い

2005/03/18 23:00 PC(Linux)
qmail-scannerインストールに際して、QMAILQUEUE環境変数で混乱したことがあったのでメモ。原因はUnix系の環境変数に関する勉強不足。

これまでの自分の理解だと、Unixの環境変数をシステムにを大域的というか、ユーザーがシェル起動時に設定するものと、システムが起動時に設定するもので構成されていてどちらもシステム全体に影響を及ぼすようなものだと考えていた(Windowsチック)。だからログインシェルでMAILQUEUEを設定してやれば他のプロセスの環境変数もそれに従うように考えていた。

正しくは、Unixの環境変数は個々のプロセスが保持する。環境変数は親プロセスから子プロセスに継承されるものと、そのプロセスだけでしか有効でないものがある。bash系のシェルスクリプトで代入した時点でそのプロセスで有効となり、exportすると子プロセスでも有効になる。

だから、シェルスクリプトに環境変数の設定を書いて実行(シェルの子プロセスでは設定されたが)させ、シェルから確認したら「アレ、設定されてないぞ???」(親に戻ってきたらその設定は消えた)ってのは当たり前なのだな。

正規の環境変数の調べ方は以下。

例:qmailのMAILQUEUE環境変数を調べる
$ ps -e | grep qmail-send
$ cd /proc/<proc_number>/environ
# cat environ | tr '\00' '\n' | grep MAILQUEUE
で、ちゃんと設定されていればOK。trを使っているのは、environに記載される環境変数は\00で区切られているから。

[参考サイト]
man-pagesはちゃんと活用しないとダメだっつの。
http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man5/environ.5.html
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/special/proctune/proctune01b.html
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